■S:今日の聖書の言葉
創世記49章10節

★王権はユダを離れず、統治者の杖はその足の間を離れることはない。ついにはシロが来て、国々の民は彼に従う。

■O:今日のコラム
この箇所は、ヤコブのユダに対する預言です。ユダ族からは後にイエス・キリストが生まれることを預言されています。「シロ」は、ヘブル語の「シャーラー」に由来し、「引き出す、栄える」という意味があり、シロはユダ族から引き出されるメシアを表す特別な名前なのです。

また、かつて「シロが来て」と「メシア」はヘブル語を数値に表すゲマトリア数字によると、同じ358を表すことを聞きました。つまり、メシアであるイエスキリストが来るときに、国々の民は彼に従うとこの箇所では書かれています。

黙示録19章には、花嫁の完成の姿が描かれています。ただ花嫁の完成には、通らなければならいステップが黙示録19章6節には書かれています。

「また、私は大群衆の声、大水の音、激しい雷鳴のようなものが、こう言うのを聞いた。『ハレルヤ。万物の支配者である、われらの神である主は王となられた。」(黙示録19:6)

主が私たちの王となられるとき、この箇所の後に続く、花嫁の完成へと向かっていくのです。私たちは神の宮です。神の宮の王座に座されるのは主ただ1人であります。しかし、私たちは主の心を歩むのではなく自分勝手な道に歩み、自分が主となってしまいます。主の心を歩まなければ、私たちは不法をなす者どもとなってしまうのです。

「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。」(マタイ7:21)

「しかし、その時、わたしは彼らにこう宣告します。『わたしはあなたがたを全然知らない。不法をなす者ども。わたしから離れて行け。」(マタイ7:23)

主こそが唯一の主権者です。主の王権は永遠に堅く立ちます。今日の箇所にもあるように、ユダから王権は離れないからです。今一度聖霊様を歓迎し、自分自身を明け渡し、主が王として私たちを治めてくださることを求めていきたいと願います。

「わたしがきよい水をあなたがたの上に振りかけるそのとき、あなたがたはすべての汚れからきよめられる。わたしはすべての偶像の汚れからあなたがたをきよめ、あなたがたに新しい心を与え、あなたがたのうちに新しい霊を授ける。わたしはあなたがたのからだから石の心を取り除き、あなたがたに肉の心を与える。わたしの霊をあなたがたのうちに授け、わたしのおきてに従って歩ませ、わたしの定めを守り行わせる。あなたがたは、わたしがあなたがたの先祖に与えた地に住み、あなたがたはわたしの民となり、わたしはあなたがたの神となる。」(エゼキエル36:25~28)

■A:考えてみよう
ゼカリヤ書には王として私たちのただ中に住むことを望んでおられることが記されています。主の招きに応え、エゼキエル36章25〜28節を宣言し、私の内側の、主が主となっていない汚れた領域がきよめられることを祈っていきましょう。

■P:祈り
主よ。唯一の主権者であられる主が王として私たちのただ中に住んでくださることを感謝いたします。自分勝手な道を歩み続ける、私が主人となる生き方をしていたことを悔い改めます。主のさばきの霊と焼きつくす霊を与えてください。全ての偶像が焼き尽くされ、私の道ではなく、主の道を歩み、花嫁として整えられていきますように!

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まこと 】

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