■S:今日の聖書の言葉
創世記21章25節

★また、アブラハムは、アビメレクのしもべどもが奪い取った井戸のことでアビメレクに抗議した。

■O:今日のコラム
シャローム!御国が来ますように!

今日の聖書箇所である創世記21章、22章では、合計5回「ベエル・シェバ」という名前が出て来ます。ベエル・シェバとは「七つの井戸、七つの誓い」という意味です。

まず初めにアブラハムが井戸を掘りました。しかし、アビメレクのしもべたちによってその井戸は奪われてしまいました。今日の聖書箇所でそれを取り返します。

アブラハムの死後(続く創世記26章18節参照)、ペリシテ人たちが井戸を塞ぎました。息子のイサクが同じ場所を掘り返しますが、また塞がれてしまいます。そこでイサクは争いを避けてゲラルの谷に移り住みました。

イサクはゲラルで新しく井戸を掘りますが、ゲラルの羊飼いたちが来て争いが起こりました。イサクはその井戸を争うという意味のエセクと呼び、そこを手放しました。イサクはもう一つ井戸を掘りますが、それについても彼らが争い、その場所をシテナと呼びました。

その後、イサクはレホボテという広々としたところを持つようになりますが、またベエル・シェバに登っていきます。そのベエル・シェバで神様がイサクに会われ、イサクは約束を受け取り、もう一度井戸を掘っています。

この一連のストーリーから学べることは、今私たちはアブラハムやイサクと同じように敵に埋められてしまったものを掘り返さなければいけないということです。その中でもまず第一に「御言葉の啓示」を掘り起こしていかないといけません。

『内なる人』(アテフ・メシュレキー著)には「何世紀にもわたって、悪魔は教会から富を盗むことに成功してきた。その理由は、悪魔の窃盗は何世紀にも渡って教会が怠惰に陥っていた中で起こっていきました。そして、悪魔は人々の思いの周りに何層にも顔のおおいをかけていき、真理を悟れない要因となっている」と書かれていていました。

「このキリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。」(コロサイ2:3)

「事を隠すのは神の誉れ。事を探るのは王の誉れ。」(箴言25:2)

■A:考えてみよう
御言葉の多読(たくさん読むこと)は、井戸を掘る作業と言うことができます。御言葉をたくさん読むことは御言葉と親しくなることです。御言葉と親しくなり、御言葉を学んでいくと、その結果として啓示が来ます。

アブラハム、イサクが井戸を掘り当てては三度も埋められてしまったように、実際たくさん御言葉を読んで何か啓示が開かれたように感じても、また塞がれてしまうようなことがありえます。悪魔は教会が、聖徒たちが御言葉の啓示を受け取ることを阻止するために動いているからです。しかし、イサクがその都度また井戸を掘ったように、私たちもまた御言葉を多読すること、学ぶこと、啓示を求めていくことを継続しないといけません。

怠惰に陥らないために必要なのは勤勉さと、主の恵みにより頼むことです。

「勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。」(ローマ12:11)

「私はあなたの恵みに拠り頼みました。私の心はあなたの救いを喜びます。」(詩篇13:5)

妨げや妨害がある中で、なおも井戸を掘り続ける(御言葉の多読を続ける)ならば、レホボテ(広々としたところ)に導かれたように、必ず水が湧き出るところ(啓示の領域)へ、導かれていくと信じます!ますます御言葉の深みを求め、御言葉の井戸を掘り続けましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【まなくぼ 】

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