■S:今日の聖書の言葉
創世記19章17節

★彼らを外のほうに連れ出したとき、そのひとりは言った。「いのちがけで逃げなさい。うしろを振り返ってはいけない。この低地どこででも立ち止まってはならない。山に逃げなさい。さもないと滅ぼされてしまう。」

■O:今日のコラム
昨年末からこの2020年に対する導きを祈る中で、2020年は主が大きく扉を開かれ、その中を私たちは大胆に進んで行くようになる。という確信を受け取りました。今まで祈り求めてきたことが、地中の根のように人知れず働いていましたが、これからは地上に芽と葉を出し、花を咲かせて実を実らせる。そのような一年とされて行くことを信じます。

終わりの時代の様々な出来事が進む中で、あらゆることの加速度が増して行きます。リバイバルと魂の大収穫、そして花嫁なる教会の完成が進んで行くと同時に、罪と暴虐と破壊もこの地に増大して行くでしょう。黙示録22章に記されている通りになります。

「また、彼は私に言った。『この書の預言のことばを封じてはいけない。時が近づいているからである。不正を行う者はますます不正を行い、汚れた者はますます汚れを行いなさい。正しい者はいよいよ正しいことを行い、聖徒はいよいよ聖なるものとされなさい。』」(黙示録22:10~11)

2020年は時代の大きな分岐点となり、分かれ道となるでしょう。汚れた思いを持ち、この世を追い求め、不信仰な生き方をする人々はますますその道を進んで行き、主を愛し、主を追い求め、主を喜ぶ人々はますます命の道を進んで行くことになります。今まで小さな差のように見えたそれらの違いが、この年には大きな違いとなって鮮明になって行くでしょう。

考えや思いの領域でも違いが生じます。否定的で批判的な生き方を愛する人々はますますその生き方を強めるようになり、主を喜ぶことを選び、感謝の心を持って生きる人々はますます新たな聖霊の満たしを味わい、主に導かれて生きるようになります。

この年の初めに自分の魂に問いかけてみましょう。「私はどちらの道を選ぶのか」と。もちろん共に一日一日、主を喜びとし、主の道を生きることを選び続けましょう。その日々の決断は小さなことのように思えても、後に大きな違いとなります。

ソドムとゴモラのように罪と不義が満ち溢れるこの世の中において、私たちが主の道を行くには、後ろを振り返らず、前に向かって進み続ける必要があります。創世記19章で御使いはロトに「いのちがけで逃げなさい。」と忠告しています。ヘブルの手紙12章にはこう記されています。

「こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。」(ヘブル12:1)

「忍耐をもって」とは詳訳聖書には「積極的な不屈さ」と記されています。つまり聖書が言う「忍耐」とはただ耐え忍ぶだけではなく、自ら積極的に、不屈さを持って主の道を選んで行くことを意味しています。

レースはいきなりゴールがあるわけではありません。長い道のりを走る必要があります。私たちの人生に与えられている今日という一日が、その道のりであり、一日一日の積み重ねによって人生が形成されて行きます。

今日という日に主を愛し、主を喜び、主の道を行くことを自らの積極的な意思をもって選択してまいりましょう。私たちのゴールであるイエス様を一心に見つめ、このお方から目を離すことがありませんように。

■A:考えてみよう
今日という日にイエス様に献身し、一日のあらゆる時に主を見上げ、主をほめたたえ、主を喜ぶことが出来ますように。今日一日のあらゆる時に思い返して、主を喜ぶことを選択して歩んでまいりましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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