■S:今日の聖書の言葉
創世記13章8～9節
★そこで、アブラムはロトに言った。「どうか私とあなたとの間、また私の牧者たちとあなたの牧者たちとの間に、争いがないようにしてくれ。私たちは、親類同士なのだから。全地はあなたの前にあるではないか。私から別れてくれないか。もしあなたが左に行けば、私は右に行こう。もしあなたが右に行けば、私は左に行こう。」
■O:今日のコラム
今日の1日の私たちの選択も、私たちが主に聞いて、主のみことばに従って選択していくことができますように。
私たちは日々、自分の基準や自分の判断、自分の考えや思いで選択を決めるのではなく、主にゆだねる者となっていきたいと願います。
今日の通読箇所である創世記13章では、神の約束の故に主がアブラハム（13章ではアブラム）を祝福し、そしてアブラハムの故に主はロトをも祝福し、持ち物が多くなり富む者となった彼らは別れることとなったことが書かれています。その時にアブラハムがロトに言った言葉、アブラハムの選択・決断したことが、今日のみことばの箇所です。
この箇所では様々なことが学べるかと思いますが、今日はアブラハムは「選択を主にゆだねた」ということに注目したいと思います。
自分の目に見える状況や自分の考えや判断で決めたロトとは反対に、アブラハムは 自分の判断、自分の基準、自分の思いや状況で決めることはしませんでした。そして、年長者の持つ選択権を年少者のロトに譲りました。
聖書には、アブラハムは神に信頼し、神の約束を信じた信仰の人であったことが書かれているので、ここでアブラハムは単に人に任せたのではなく、すべてを治めておられた神様に信頼し、神様に委ねたのです。
私たちには、日々選択が委ねられています。様々な選択が与えられています。小さなことから大きなこと、日常の些細なことから将来に関わる選択まで、私たちには選択権が与えられています。
また、日々みことばに従うかどうか、主の道に歩むかどうか、主に信頼するかどうか、主にあって喜ぶことを選ぶかどうか、すべてのことについて感謝するのかどうか…選択の力が私たちに委ねられています。
私たちは、どんなことでも、主に聞いて、主のみことばを受け取って、主に従って選択する者、主の御心を選び取る者になっていきたいと願います。私たちがいつも、状況や自分の考えや基準、この世の価値観ではなく、みことばによって物事を判断し、みことばに従って選択していく者となれますように。
主が親切にも私たちが主の御心を知り、主の御心にかなったことを選択できるように聖書に主の御心を書いてくださっていますから、みことばに書かれているように、今日も思い煩いをいっさい神にゆだねることを選択しましょう！今日も主にあって喜ぶことを選択し、今日もすべてのことについて感謝することを選択しましょう！人々を赦すことを選択し、人々を祝福することを選択しましょう！心を騒がさずに、主イエスを信じ、信頼することを選択しましょう！自分を捨て、十字架を負い、主についていくことを選択しましょう！
時には、私たちの人生の中で、「どっちが主の御心なのか分からない」「どっちを選べばよいか分からない」と思うとき、主に「どっちですか？！」「主の御心はなんですか？！」と聞き続けても答えが分からないと思い悩む時があるかもしれません。しかし、選択をするとき大切なことは、「どっちを選ぶか」ではなく、「何を求めるのか」であることを覚えたいと思います。
私たちが自分を捨て、主のみことばに従うこと、主を愛すること、そしてただ主とともに歩むことだけを求めるとき、私たちのすべての「選択」は悩みではなく、シンプルな決断となっていきます。
どこに行くか、何をするか、誰といるか、何が得られるか、何が与えられるか、何を失うか、いつになるか…などで決めたり、考えたり、悩んだりせず、ただ「主とともに歩むこと」を求める者となりたいと心から願います。
主が今日も、これからも必ず私たちを導いてくださることを感謝します。私たちが今日も、これからも、すべての選択に対して、ただただ主にフォーカスし続けることができますように。
「測り綱は、私の好む所に落ちた。まことに、私への、すばらしいゆずりの地だ。」（詩篇16:6）
主が測り綱を投げてくださるなら、どのような場所であっても、どのようなことであっても、それは好ましい、すばらしい地であることを感謝します。どこに落ちるか、いつ落ちるかではなく、測り綱を「だれが投げるのか」に焦点をあて、すべての測り綱を主にゆだね、主の目的・計画に従って、主ご自身が私たちの測り綱を投げてくださいますように。
■A:考えてみよう
今一度、私たちの今日の1日の歩み、目の前にある様々な選択、また私たちの将来の選択を主に委ねることを主に告白し祈りましょう。
状況や自分の考えや基準、この世の価値観ではなく、 主のみことばの基準で、みことばによって判断し、 みことばに従って選択していく者となれますように。
今日の1日も、これからのすべても、私たちが主に聞いて、主のみことばを受け取って、 主のみことばに従って、主の御心を選び取ることができますように。
主と主のみことばに信頼することを選び取ることができますように。主を愛することを選び取ることができますように。 思い煩いをいっさい神に委ねることを選び取ることができますように。主の霊によって歩み、主の御力に拠り頼むことを選び取ることができますように。
今日も主にあって喜ぶことを選択し、今日起こるすべてのことについて感謝することを選択することができますように。人々を赦すことを選択し、人々を祝福することを選択することができますように。
自分を捨て、主のみことばに従うこと、主を愛すること、そしてただ「主とともに歩むこと」を求めることができますように。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ありさ 】
オンライン献金はこちらから。
大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。
