■S:今日の聖書の言葉
創世記7章1節

★主はノアに仰せられた。「あなたとあなたの全家族とは、箱舟に入りなさい。あなたがこの時代にあって、わたしの前に正しいのを、わたしが見たからである。

■O:今日のコラム
主が造られた新しい一年に感謝します。この一年間を主に捧げることができますように。

さて、今日の聖書箇所は有名なノアの箱舟の話です。今日注目したいのは、ノアが正しかったゆえに、家族も救われたということです。

「主はノアに仰せられた。『あなたとあなたの全家族とは、箱舟に入りなさい。あなたがこの時代にあって、わたしの前に正しいのを、わたしが見たからである。」(創世記7:1)

この箇所を読むと、ノアの正しさゆえに、家族も救われたということが分かります。ノアの家族が正しくなかったかどうかは分かりません。しかし、聖書にはノアの家族が正しかったとも、ノアと一緒に箱舟を造ったとも書かれていません。ノアはイエス様の型であり、箱舟は贖いの型だからです。

「人の子の日に起こることは、ちょうど、ノアの日に起こったことと同様です。」(ルカ17:26)

私たちは、自分たちが何かをしたから救われるわけではありません。ただイエス様が正しく、忠実に贖いを成し遂げてくださったゆえに、私たちも共に救われます。

「信仰によって、ノアは、まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき、恐れかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって、世の罪を定め、信仰による義を相続する者となりました。」(ヘブル11:7)

新約聖書では、箱舟を完成させることは、世の罪を定めることだったと解き明かされています。ノアが箱舟を完成させてから七日目に洪水が起こりました。その日数は明確に決められていました。

箱舟の完成は、イエス様の十字架が成し遂げられたことにあたります。イエス様は十字架で神の義を明らかにされました。洪水が起こるまで七日間という期限が定められています。人間の尺度でどれくらいの時間が与えられているのかはわかりませんが、必ずその日が来るということを覚え続けることができますように。

■A:考えてみよう
これは繰り返しになりますが、罪からの解放やきよめといった贖いの御業は、ただイエス様の十字架によってのみ成し遂げられます。人間の力や行いではなく、主によってなされていくことです。詩篇51篇のダビデの悔い改めにもそのことを見ることができます。

「どうか私の咎を、私から全く洗い去り、私の罪から、私をきよめてください。」(詩篇51:2)

「ヒソプをもって私の罪を除いてきよめてください。そうすれば、私はきよくなりましょう。私を洗ってください。そうすれば、私は雪よりも白くなりましょう。」(詩篇51:7)

求められていることは、ただ主の前に出続けることです。私たちが聖なる主、へりくだられたイエス様に出会うとき、私たちの霊が生き、もはや罪汚れを持ち続けることができなくなり、その産みの苦しみの結果として、一歩ずつイエス様が私たちの内に生み出され、私たちを実際的に統治してくださるようになると信じます。

■P:祈り
自分の弱さでもなく、人でもなく、十字架だけを見続けることができますように。自分の弱さに苦しむときに、人から苦しめられるときに、主の義、主の聖さから目を背けてしまうことがないように助けてください。私を御前から離さないでください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 けいしろう 】

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