■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの黙示録16章1節

★また、私は、大きな声が聖所から出て、七人の御使いに言うのを聞いた。「行って、神の激しい怒りの七つの鉢を、地に向けてぶちまけよ。」

■O:今日のコラム
今日の箇所は「七つの鉢によるさばき」の場面です。神の激しい怒りに満ちた七つの鉢が、地上にぶちまけられるのです。父なる神の激しい怒りが、ここに窮まります。

この激しい怒りの対象となるのは一体誰でしょうか?それは、獣の国に属し、獣である反キリストを礼拝する人々に向けられます。なぜ、神様はこれ程までに激しく怒られるのでしょうか?それは、神様が「ねたむ神」という側面を持っているからです。十戒の命令において偶像礼拝を禁止している御言葉から見る事ができます。

「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。」(出エジプト20:4~6)

神様が最も忌み嫌う罪は「偶像礼拝」です。人間は本来神様を愛し、神様を礼拝する為に創造されました。その人間が神様以外のものを愛して礼拝する行為について、神様は我慢ならないのです。

反キリストが一時地上を支配する時代が来ます。多くの人々が獣である反キリストを礼拝する時代になります。そのような時代に、ねたむ神の激しい怒りが七つの鉢に満ち溢れ、地上に注がれるのです。

神様が忌み嫌うものが偶像礼拝である事がわかりました。神様以外を愛する行為に対して、神様は激しい怒りとねたみを注がれます。今、私たちは偶像礼拝の罪を犯していないでしょうか?目に見えないけれども、心の中に偶像を造ってしまうことがあります。

神様よりも優先順位が高いものは無いでしょうか?また、神様よりも信頼を置いているものは無いでしょうか?そのようなものが全て偶像です。ねたむ神は、私たちの心が完全に主だけを愛する心になるのを待っておられます。今一度自分の心の中を点検し、主に祈っていきましょう。

■A:考えてみよう
神様がねたむ神であるということは、それ程に私たち人間のことを愛して止まないお方であるという事です。

神様の愛の大きさには制限がありません。今よりももっと深く神様の愛を知ることができるように祈り求めていきましょう。

■P:祈り

愛するイエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あきひろ 】

カテゴリー: マナメール

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