■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの黙示録2章25節

★ただ、あなたがたの持っているものを、わたしが行くまで、しっかりと持っていなさい。

■O:今日のコラム
昨日、プレスクールでこんなことがありました。子どもたちがみんなで遊ぼうとしていた時に、一人の男の子が準備に手間取っていました。他の子たちは、その子を待たずに遊びを始めようとするので、その男の子は「みんな待ってよう」と泣きそうになりました。すると一人の女の子がみんなにこのように呼びかけました。「みんな、待ってあげようよ。待つことはね、一番大切なことなんだよ。だって、みんなイエス様が帰って来るのを待ってるでしょ?」

この女の子の言葉が胸に刺さりました。私は、日々の生活の中でどれだけ主が帰って来られるのを待ち望んでいるだろうかと考えさせられました。ダビデは、「私は、あなたを一日中待ち望んでいるのです。」と告白し、一日中、主を待ち望んでいました。私もダビデのように、「一日中、主を待ち望みます」と告白する者でありたいです。飢え渇いて主を求めることは、この世の何にもまさる、主ご自身で満ち足りる幸いな道です。

教会はこのクリスマスのシーズン、2千年前にイエスキリストが救い主としてこの地に来てくださったことを覚え、お祝いしていますが、それと同時に、イエス様はこの地の救いのために再び来られるということも私たちはしっかりと心に覚えたいと思います。

「キリストも、多くの罪を負うために一度、ご自身をささげられましたが、二度目は、罪を負うためではなく、彼を待ち望んでいる人々の救いのために来られるのです。」(ヘブル9:28)

イエス様は、どのような人のところに救いに来られるのでしょうか。クリスチャンたちのところでしょうか。日曜日に教会に行っている人々のところでしょうか。残念ながら、そのようには書かれていません。「彼を待ち望んでいる人々の救いのために来られる」と書いてあります。

教会は2千年前の出来事に留まっていてはならないのです。主は信仰の創始者であり完成者です。完成も見ないといけません。そして、完成を目指して進んでいかなければなりません。完成、ゴールはイエス様ご自身です。私たちは来たるべき日にイエス様とお会いし、永遠に主と共に過ごすのです。神様は私たちの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださいます(黙示録7章13~17節参照)。ここに私たちの望みがあります。

私たちがもし生活の豊かさや快適さを求めているなら、主に対する熱心さや飢え渇きは次第に消えていくでしょう。生活が楽しく充実しているので、「主イエスよ、来てください」と願う必要がありません。むしろ、「今の生活が楽しいからもうちょっと待ってください」と言うでしょう。目に見えるものに心を奪われることなく、目に見えないものにこそ目を留め、忍耐をもって熱心に主の現れを待ち望む私たちでありますように。

「目に見える望みは、望みではありません。だれでも目で見ていることを、どうしてさらに望むでしょう。もしまだ見ていないものを望んでいるのなら、私たちは忍耐をもって熱心に待ち望みます。」(ローマ8:24b,25)

最後に、今日のみことばを見たいと思います。

「ただ、あなたがたの持っているものを、わたしが行くまで、しっかりと持っていなさい。」(黙示録2:25)

私たちが毎日にぎっているものは何でしょうか。最後までしっかりと持ち続けなければならないもの、絶対に手放してはいけないものは何でしょうか。それは、キリストに対する信仰です。すなわち、花婿が来ることを待ち望む花嫁の信仰です。それには忍耐と熱心さが必要です。しかし、この信仰には大きな報いが伴います。

■A:考えてみよう
・自分たちの生活が中心となり、主を待ち望む情熱、ともしびが消えてしまってはいないでしょうか。主の前に静まり、心を探っていただきましょう。

・主を待ち望む人とは、日々目を覚まし、主の日に備え、主の御前に出られるように熱心に励む人のことです。毎日イエス様の血潮を宣言し、御霊によって祈り、みことばの朗読に励み、しみも傷もないキリストの花嫁として整えられていきましょう。

「そういうわけで、愛する人たち。このようなことを待ち望んでいるあなたがたですから、しみも傷もない者として、平安をもって御前に出られるように、励みなさい。また、私たちの主の忍耐は救いであると考えなさい。」(第二ペテロ3:14,15a)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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