■S:今日の聖書の言葉
テモテへの手紙第二 3章16~17節

★聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。

■O:今日のコラム
私たちは皆、それぞれ任された働き・仕事・場所で、神の良いわざをする神の人として立つように召されています。

私たちが神の人として、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためには、聖書によって教えと戒め、矯正と義の訓練を受け続ける必要があります。

(1)教え=みことばに生きるライフスタイルを送ること

「教え」という言葉の原語の意味には、「(実際に)適用された教え」という意味があり、聖書が教える神の「教え」とは、「ライフスタイル・行き方にまで及ぶ教え」のことです。

神の人として良い働きをするためには、みことばを日々の生活の中で実践する者となる必要があります。聖書によって教えを受けるということは、みことばが私たちのライフスタイルとなり、私たちの生き方を通してみことばがあらわされていくことです。

(2)戒め=罪を自覚すること

「戒め」と訳されている原語の言葉は聖書で2回しか出て来ない言葉ですが、原語の意味を見るとこの箇所では「罪の自覚」という意味です。詳訳聖書にも「罪の叱責(罪を自覚させること)」と書かれていますが、私たちはみことばによって自分の罪を自覚していきます。聖霊様とみことばは共に働かれるので、私たちが聖書を読むとき、みことばから聖霊様が私たちに自分の罪についてその誤りを認めさせてくださるのです。

私たちが罪を自覚すること・自分の罪を認めることは、私たちを罪や悪、囚われから解放し、主の似姿へと造り変えていくための神様からの愛の招きです。みことばを読み日々、神の慈愛と御霊に導かれて、みことばによって悔い改めることが必要です。

(3)矯正:神にある正しい状態への回復

「矯正」と訳されている原語の言葉はこの箇所1回しか使われていない言葉ですが、この言葉は「まっすぐな、正しい状態に回復させられる」という意味です。英語の詳訳聖書(AMP)では、「誤りの訂正と従順への回復」と書かれています。

私たちは聖書によって、悪い考えや習慣が矯正させられ、心が主に対してまっすぐにさせられていき、神に従順に従う神の子として回復させられていくのです。聖書の矯正を受けるならば、誤りが訂正させられ、神に従順に従う者となると同時に、私たちと主との関係も正しい状態・本来の状態へと回復させられ、親密な関係へと変えられていきます。

(4)義の訓練:神と一つとなり、神のみこころにかなう歩み

義の訓練とは、英語の詳訳聖書(AMP)では「公においてもプライベートにおいても、神のみこころに従って生きることを学ぶこと」と書かれています。義の訓練を受けると、人に見えるところでも、見えないところでも、神の御目に正しい歩みをし、神のみこころに従って生きる者へと変えられていきます。

「訓練」という言葉は子どもを育てること、完全な成熟にいたらせる訓練という意味もあり、日本語の他の箇所では「懲らしめ」と訳されています。神様は私たちの益のため、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして、私たちを子として懲らしめてくださるお方なので、義の訓練を受けるならば、聖い生活を歩む者へと変えられていきます。聖書によって、私たちの思いや考え、目的、行動が神様の御心と一致する者となり、神に従い神様のみこころにかなう歩みをする者とされていくのです。

■A:考えてみよう
・神の人になりたい
・良い働きをしたい
・良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者になりたい
・教えと戒め、矯正と義の訓練のどれか一つでも受けたい
・教えと戒め、矯正と義の訓練を全部受けたい

上記のどれか一つでも「YES」と思ったならば、「聖書」によって教えと戒め、矯正と義の訓練を受ける必要があります。

幸いなことに、私たちが教えと戒め、矯正と義の訓練を聖書から受けるために必要なのは、「神様」と「聖書」のみなので、私たち皆が毎日、どこにいても、いつでも受けられることを感謝します。

受ける方法は、「聖書を読むこと」です。私たちが自分でみことばを読んで、みことばを通して神様から直接受けることが必要です。

日々の生活の中で「みことばの朗読」をできるかぎりチャレンジし続けましょう。私たちが主の御前でみことばを朗読するとき、みことばを通して主が教えと戒め、矯正と義の訓練を私たちに与えてくださることを感謝します。

私たちが日々与えられている時間を最大限に有効活用し、忙しさの中でも少しずつでも神様との時間を聖別して日々持ち、みことばを朗読することができるように、神様の力・助け・知恵を求めて祈りましょう。

■P:祈り
主よ、聖書による教えと戒め、矯正と義の訓練を受けさせてください。聖書を日々の生活の中で、毎日できる限り読むことができるように助けてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ありさ 】

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