■S:今日の聖書の言葉
ミカ書6章8節
★主はあなたに告げられた。人よ。何が良いことなのか。主は何をあなたに求めておられるのか。それは、ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに歩むことではないか。
■O:今日のコラム
今年も残すところ1ヶ月となりました。主がここまで導いてくださり、またさらなる恵みと祝福を注いでくださることを感謝いたします!
今日の箇所はとても有名な御言葉ですが、この箇所を読む度に、改めて主が良い(トーブ)と思われることに生きていきたいと強く思わされました。
今日の箇所の前で、ミカはこのように言っています。
「私は何をもって主の前に進み行き、いと高き神の前にひれ伏そうか。全焼のいけにえ、一歳の子牛をもって御前に進み行くべきだろうか。主は幾千の雄羊、幾万の油を喜ばれるだろうか。私の犯したそむきの罪のために、私の長子をささげるべきだろうか。私のたましいの罪のために、私に生まれた子をささげるべきだろうか。」(ミカ6:6,7)
しかし主はどんな最上のいけにえや多くの捧げ物よりも、公義を行い、誠実を愛し、へりくだって神と共に歩むことこそが良いことであると言っておられます。この歩みはまさしく私たちの主イエスキリストの歩みそのものであることを覚えます。
「その日、その時、わたしはダビデのために正義の若枝を芽ばえさせる。彼はこの国に公義と正義を行う。」(エレミヤ33:15)
「イエスは彼らに言われた。『わたしを遣わした方のみこころを行い、そのみわざを成し遂げることが、わたしの食物です。』」(ヨハネ4:34)
公義について調べると「裁き、正義、決まり」などの意味でした。そしてそれは旧約聖書においてトーラーを示しています。つまり公義とは主の義、その御言葉であると言えます。
誠実とは「ヘセド」というヘブル語で、「慈しみ、恵み、忠実」という意味でした。ここでは義と恵みという反対の意味を持つものが並列して書かれていますが、この両方のご性質を持つお方は愛するイエス様です。
「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。 」(ヨハネ1:14)
イエス様を真に愛し悟ることなくして、私たちがイエス様のように歩むこと、つまり公義を行い誠実を愛することはできません。ですから今日も主の義である御言葉を愛し、本当の恵みに目をとめて、主の道を悟りたいと願います。その時、私たちはその義と恵みのゆえにへりくだり、神とともに歩む者となることを信じます。
また神とともに歩む者は、主がおられるところに自ら行く者であり、主に仕える者であると信じます。
「わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいる所に、わたしに仕える者もいるべきです。もしわたしに仕えるなら、父はその人に報いてくださいます。 」(ヨハネ12:26)
■A:考えてみよう
・主の公義、また誠実とは何でしょうか。
・主の前にへりくだりの心をもって歩んでいるでしょうか。
・「神がともに歩んでくださる」ではなく、「神とともに歩む」ことを選び取れているでしょうか。
恵みとまことに満ちておられるイエス様を求め、その義と恵みが一つとされた十字架の贖いの上を主とともに歩みましょう。
今日は日曜日で私たちは礼拝を捧げますが、その一回だけの礼拝ではなく、日々神と共に歩む者となろうではありませんか。
■P:祈り
恵みとまことに満ちておられる愛するイエス様、あなたを今日も知りたいです。私の耳を開いて御言葉を聞かせ、その恵みを悟らせてください。
それらのことを悟るがゆえに、主のもとにへりくだらせてくださって、日々あなたとともに歩む者とならせてください。
愛する主イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 たくみ 】
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