■S:今日の聖書の言葉
アモス書8章11~13節

★見よ。その日が来る。――神である主の御告げ。――その日、わたしは、この地にききんを送る。パンのききんではない。水に渇くのでもない。実に、主のことばを聞くことのききんである。彼らは海から海へとさまよい歩き、北から東へと、主のことばを捜し求めて、行き巡る。しかしこれを見いだせない。その日には、美しい若い女も、若い男も、渇きのために衰え果てる。

■O:今日のコラム
預言者アモスは、ききんがやってくる、とイスラエルに預言しました。そのききんとは、地上の食物や水の不足についてではなく、「主のことばを聞くこと」のききんです。

もし、衣食住の必要やあらゆる種類の欲求が満たされたとしても、みことばのパンを得なければ人は必ず渇き、やがて霊がいのちのない状態になってしまいます。

「あなたの神、主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられた全行程を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試み、あなたがその命令を守るかどうか、あなたの心のうちにあるものを知るためであった。それで主は、あなたを苦しめ、飢えさせて、あなたも知らず、あなたの先祖たちも知らなかったマナを食べさせられた。それは、人はパンだけで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもので生きる、ということを、あなたにわからせるためであった。」(申命記8:2~3)

主イエスも荒野でサタンの試みにあわれたとき、このみことばを引用され、誘惑を退けられました。

人生で苦しみや葛藤・渇きを経験することを主が許されるとき、たとえどんなものを得たとしても、「みことばなしでは私は生きることができない」ということをますます悟っていくのです。

スマホや様々なメディアからのジャンクフードのような情報で満足してしまうことなく、みことばの飢きんはすぐそこまで私たちに来ているのだと今一度心に留め、みことばを日々の糧とする歩みを生活の中心に置きたいと思います。

「蟻のところへ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ。蟻には首領もつかさも支配者もいないが、夏のうちに食物を確保し、刈り入れ時に食糧を集める。」(箴言6:6~8)

■A:考えてみよう
一日の歩みや心を吟味するとき、最優先にしていることは何だろうか。
日々、予定の最優先にみことばの朗読と祈りの時間を設け、天からのパン、主のいのちの糧を受け取りましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ぺい 】

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