■S:今日の聖書の言葉

ルカによる福音書2章36-37節(箴言2章)

★ また、アセル族のパヌエルの娘で女預言者のアンナという人がいた。この人は非常に年をとっていた。処女の時代のあと七年間、夫とともに住み、その後やもめになり、八十四歳になっていた。そして宮を離れず、夜も昼も、断食と祈りをもって神に仕えていた。

■O:今日のコラム

今日の箇所に登場する女預言者アンナは、主イエスが再びこの地に戻って来ようとしている、今の時代に生きる私達にとって非常に重要な生き方を示すモデルです。

彼女は若い時に結婚して7年の後に夫を亡くし、それから84歳になるまで断食と祈りを持って昼も夜も祈りに専念する生活を続けていました。たとえば20歳で結婚したとするなら、27歳で夫を亡くし、その後57年間も祈りと断食の生活を絶え間なく続けていた事になるのです。

これ程継続的に祈りと断食に専念する事は、忙しく合理的な現代に生きる私達にとって大きなチャレンジと励ましになります。私達は祈りの生活を失う時、この世の物事や思い煩いでいつも心が覆われて、主の声を聞く事や、主の導きを知る事に対して鈍感になってしまいます。

しかし、アンナのように絶え間ない祈りを持って主を待ち望み続ける時、私達は神様の時を敏感に感じ取り、主の栄光を見る者となるのです。

2000年前のイスラエルにおいて、ほとんどの人は赤子のイエスを救い主と知る事はありませんでした。しかし、絶えず宮で祈り、主を待ち望み続けていたシメオンと預言者アンナは、その幼子が宮に来た時に、この方こそイスラエルを贖う救い主だと御霊によって知ることが出来ました。

主イエスが最初に来られた時にも、絶え間ない祈りと断食を持って主を待ち望んでいた人々がその事を知ったように、主が再び戻って来る時を私達が敏感に知る為にも、絶えず祈るという生活を持つ事が重要です。

主イエスは繰り返し、「目を覚まし祈っていなさい。」と私達に言われました。またペテロも手紙に「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。」(ペテロの手紙 第一 4章7節)と書き記しています。

終わりの時代に必要な生き方は、継続的な祈りの生活を持つ事です。もちろん私達は仕事や勉強、家事や様々な役割を担っていて、一つの所に留まって祈るという事は難しいかもしれません。

しかし、聖霊様の臨在はどこにおいても現されます。私達が祈り主を求める時、職場や学校、電車や歩く道においても、どこでも主の臨在は現されます。どこにおいても絶えず祈る事の大切さを覚えて、24時間365日あらゆる場所で主を求め、祈りましょう。

■A:考えてみよう

アンナが持っていた継続的に祈る油注ぎが私達の上にも注がれるように、祈り求めましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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