■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書1章45節(箴言1章)
★ 主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。
■O:今日のコラム
今日からしばらく、箴言とルカの福音書を読み進めていきます。このルカの福音書は、使徒の働きと共に医者であるルカによって書かれたと言われています。
そして、誰に向けて書かれているかというと、「尊敬するテオピロ殿」とあります。この、テオピロとはどういう人物かわからないと言われていますが「テオピロ」というギリシャ語の意味は「神を愛する人」と言う意味があるそうです。そこから、この書簡はユダヤ人ではないクリスチャンに向けて書かれたものと言われています。
今日の箇所は、特にクリスマスシーズンになると毎回読まれるところだと思います。今回この箇所を読んだとき、私の思いに聖霊様が語りかけてくださったのは「夜明け前」という言葉でした。
私は今までこの箇所を、福音書なのでイエス様ありきで読み進めていました。しかし、よく考えてみると、この時にはイエス様はまだこの世に生まれていません。ザカリヤとエリサベツはバプテスマのヨハネ、ヨセフとマリヤはイエス様を身ごもる前から、信仰によってこの出来事を受け取っていました。
イエス様の十字架の死と復活を知っている私たちがこの出来事を読むので、当然として読み進めてしまいがちですが、この出来事はものすごい信仰が必要なことではないかと思わされました。
イエス様が生まれる前はマラキの預言から400年間預言が途絶えた暗黒時代とも呼ばれます。また、一般に、一日で最も暗いのは夜明け前だと言われます。その真っ暗な中であっても、彼らは主を信じきりました。そして、暗闇に一筋の光が差し込んだのが今日の出来事です。
彼らは暗闇の中でも主を見上げ、希望を持ち続けました。その結果、救い主、イエス・キリストがこの世にお生まれになりました。
恵みの時代に生きる私たちの希望は、主が再び戻って来られること、再臨です。キリストの花嫁として主と永遠に過ごすために、私たちはこの地で花嫁修業をしています。
その中で、全く光も見えず、実りも見えず、希望も見えないこともあるかもしれません。しかし、そんなかでも私たちは信仰をしっかりと保ち、目を覚まして主を求め続ける必要があります。主が再び戻って来られることが実感としてわかなくても、エリサベツが不妊の女で年をとっていたにも関わらず子どもが与えられたように、あきらめない信仰が必要です。
「神にとって不可能なことは一つもありません」(37節)
「あなたの民は、あなたの戦いの日に、聖なる飾り物を着けて、夜明け前から喜んで仕える。あなたの若者は、あなたにとっては、朝露のようだ」(詩篇110篇3節)
「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。」(ピリピ人への手紙4章13節)
■A:考えてみよう
あなたは、主が再び戻って来られるということをどれほど真剣に受け止め、その事を願っていますか?
御国の流れは、地上から天ではなく、天から地という流れです。私たちの祈りで天と地をつなぎ、主が再び戻って来られるまで御国をこの地にもたらしていきましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。
【しゅん】
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[…] 夜明け前から主を待ち望む ルカによる福音書1章45節(箴言1章) 先週も、沢山の恵みを受け取りました。 さあ、きょうから始まる新しい一週間、新しい力に満たされて、天の御国をそれぞれの場所に解き放っていきましょう。 愛するイエス様のお名前によって。 […]