■S:今日の聖書の言葉
ヨハネによる福音書14章21~24節

★わたしの戒めを保ち、それを守る人は、わたしを愛する人です。わたしを愛する人はわたしの父に愛され、わたしもその人を愛し、わたし自身を彼に現します。」
イスカリオテでないユダがイエスに言った。「主よ。あなたは、私たちにはご自分を現そうとしながら、世には現そうとなさらないのは、どういうわけですか。」
イエスは彼に答えられた。「だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。そうすれば、わたしの父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住みます。
わたしを愛さない人は、わたしのことばを守りません。あなたがたが聞いていることばは、わたしのものではなく、わたしを遣わした父のことばなのです。

■O:今日のコラム
ここでイエス様は、ご自身をご自分を愛する者に現すことを語られました。イエス様を知るためには、イエス様を愛しその命令を守る事です。
 
そのときにユダが口を開きました!(聖書の中で12弟子のユダの発言は本当に希少です!それゆえに彼は、イスカリオテでない方のユダという呼ばれ方です)「私たちには、ご自身を現そうとしておられるのに、世に現そうとなさらないのはなぜですか?」と質問したのです。イエス様の答えは「私を愛し、わたしのことばを守るならわたしと父はその人と共に住みます。」でした。
 
ユダは「答えになってない!」と思ったのではないでしょうか?しかし、これが答えなのです。私たちがイエス様を愛し、その言葉を守るなら私たちを通して主が現されるのです。
 
この箇所の直前でイエス様は「わたしがあなた方を愛したようにあなた方は互いに愛し合いなさい」というキリストの律法をお与えになられています。この言葉を握り成就させていくことはキリスト者の使命です。そしてイエス様が愛してくださった愛は十字架の愛なのです。それは一言で言い表すことは、あまり相応しくありませんが、あえて言うなら人々を赦し、解放する愛です。だからガラテヤ6:1~2ではこうあります。

「兄弟たちよ。もしだれかがあやまちに陥ったなら、御霊の人であるあなたがたは、柔和な心でその人を正してあげなさい。また、自分自身も誘惑に陥らないように気をつけなさい。互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしなさい。」(ガラテヤ6:1~2)

私たちは、敵をも祝福し、とりなし祈るように命じられていますが、それは赦しが土台になければ成立しません。私たちが自分の赦しを日々受け取り、御霊の力を受けるとき赦しの力を受けます。

「そして、こう言われると、彼らに息を吹きかけて言われた。『聖霊を受けなさい。あなたがたがだれかの罪を赦すなら、その人の罪は赦され、あなたがたがだれかの罪をそのまま残すなら、それはそのまま残ります。』」(ヨハネ20:22~23)

これは教会に与えられた権威であり、神の子どもの権威です。マタイ16章で教会という言葉が初めて使われるときにもこの権威が紹介されています。

「ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。」(マタイ16:18~19)

赦せない心は、私たちにとって負いきれない重荷です。赦せない心は恵みを無駄にします。私たちは赦せない思いを持つならばどれほど恵まれていても満ち足りることはありません。自分のためにも手放すべきです。
 
そして赦されている者として人々を解放する者となっていきましょう。隣人を愛する土台には赦しが必要なのです。旧約聖書に隣人を自分自身のように愛しなさい、とあるその前に書かれている言葉は何でしょう?

「心の中であなたの身内の者を憎んではならない。あなたの隣人をねんごろに戒めなければならない。そうすれば、彼のために罪を負うことはない。復讐してはならない。あなたの国の人々を恨んではならない。あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。わたしは主である。」(レビ19:17~18)

■A:考えてみよう
私自身は、本当に小さなことでも苛立ち、怒りを覚える者です。だからイエス様の十字架により頼み赦せない思いを十字架につける毎日です。しかしそれは束縛ではなく解放の連続です。人を注意し、戒めることも必要です。しかし赦しの心と柔和な舌がなければなりません。

■P:祈り
イエス様の十字架のみわざを褒め称えます。今日もあなたの十字架により頼みます。○○さんの言ったあの事、○○さんのしたあの事を赦します。祝福します。この思いを十字架につけます。イエス様の血の力を宣言し贖いを宣言します。そうしてとりなし和解の務めを果たす者、自分の十字架を全うする者となれることを感謝いたします。ハレルヤ!

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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一つのコメント


  1. 福島理花 より:

    ハレルヤ!アーメン!感謝します!新宿シャローム教会の上に主のみこころが、お一人お一人の上に主のみこころがなり、主の御名があがめられますように。シャローム

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