■S:今日の聖書の言葉
ヨハネによる福音書11章52節

★また、ただ国民のためだけでなく、散らされている神の子たちを一つに集めるためにも死のうとしておられることを、預言したのである。

■O:今日のコラム
ヨハネの福音書11章にはラザロのよみがえりの奇跡が記されています。これは2000年前のベタニヤの町で実際に起こった輝かしい奇跡であると同時に、終わりの時に起こるイスラエルの回復も啓示する奇跡であります。

11章の後半には主イエスの十字架の贖いについての話しが記され、その中に上記の御言葉、

「また、ただ国民のためだけでなく、散らされている神の子たちを一つに集めるためにも死のうとしておられることを、預言したのである。」(52節)

と記されています。またこのことが書かれてある後54節には、

「そのために、イエスはもはやユダヤ人たちの間を公然と歩くことをしないで、そこから荒野に近い地方に去り、エフライムという町に入り、弟子たちとともにそこに滞在された。」(54節)

とも記されており、主イエスがエフライムという町に入られたことが書かれています。ここにはイスラエルの回復が啓示されています。

少し情報を整理しますと、聖書の中でイスラエルというとソロモン王の死後に、北に分かれた10部族を指します。南はユダと呼び、北はイスラエルと呼ばれています。北イスラエルは他の呼び名では「ヤコブ」、「エフライム」とも呼ばれており、これら全てが北イスラエルを意味する言葉です。

つまりヨハネの福音書11章で主イエスが、ユダヤ人だけでなく、散らされている神の子たちを一つに集めるためにも十字架にかかられることが述べられ、エフライムに入って行かれたのは、全イスラエルの回復を啓示しています。

イスラエルの救いは死者の復活と同じように輝かしい奇跡なのです。パウロは全イスラエルの救いについてこのように言っています。

「もし彼らの捨てられることが世界の和解であるとしたら、彼らの受け入れられることは、死者の中から生き返ることでなくて何でしょう。」(ローマ11:15)

イスラエルの回復と救いの為に祈る時、第一にユダヤ人の救いを祈ることは重要なことです。彼らの目の覆いが取り除けられてイエシュア(イエス)を救い主として見ることが出来ますように、超正統派のユダヤ人たちが聖書を読む時そこにイエシュアを知る啓示が与えられ、また幻や夢の中でイエシュアと出会い、ユダヤ人たちが救いを受け入れることが出来ますように。

またイエシュアを信じるユダヤ人メシアニック・ジューの福音宣教を通して、そして異邦人からの福音宣教を通してユダヤ人たちがイエシュアの名を叫び、救いの中に入って来るようにとりなし祈り続けましょう。

またそれだけでなく、旧約聖書の数々の預言を通しても、また黙示録7章を通しても主が終わりの時にイスラエルの全部族を全世界からお集めになることが約束されています。ユダヤ人の救いと共に、まだ見ぬ全イスラエルの回復も心に覚えて、イスラエルを祝福し、イスラエルの為にとりなし祈り続けましょう。

■A:考えてみよう
今日も、また日々の私たちの祈りの中にイスラエルの回復の為の祈りを加え、全イスラエルを主イエスの御名によって祝福し、この祈りを続けてまいりましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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