■S:今日の聖書の言葉
アモス書9章11節

★その日、わたしはダビデの倒れている仮庵を起こし、その破れを繕い、その廃墟を復興し、昔の日のようにこれを建て直す。

■O:今日のコラム
私たちの主は「回復の主」です。倒れたダビデの幕屋を建て直し、破れを繕い、廃墟を復興なさるお方。それが私たちの信じる聖書の神様です。今朝、この御言葉をしっかりと握って、確かな希望を受け取りたいと願います。

私たちは先週からアモス書を通読してきました。第1章から、今朝の第9章の半ばに至るまで、ひたすら厳しい主の審きの預言が続きます。

当時、北イスラエルはヤロブアム二世が治め、軍事的には成功し隆盛を誇っていました(2列王記14:25)が、信仰的には堕落し、国中に不正がはびこりました(アモス8:5~6)。主はその状況を見られ、テコア(南ユダ)で羊を飼っていた農夫アモスを召し、彼を単身、北イスラエルへ遣わし、警告を与えます。しかし彼らは悔い改めることをしません。

北の祭司アマツヤはヤロブアム王に「アモスは謀反を企てています」と偽りを吹き込み、アモスに対しては「南へ帰れ。ベテルでは二度と預言するな!」と脅迫します(アモス7:10~13)。それでもアモスは民に警告し続け、同時に、主に向かっては「どうか審きを思い直して下さい」と必死に執り成します(アモス7:1~6)。

このくだりは、ぜひ「聴くドラマ聖書」をお聴き下さい。アモスがどれほど必死に神に嘆願したか、執り成すとはどういうことか、私自身、深く知らされました。
「聴くドラマ聖書」https://graceandmercy.or.jp/app/

主はアモスの執り成しを聞き入れ、二度までも、審きを思い直されました(アモス7:1~6)。しかし、どこまでも頑ななイスラエルの民に対し、ついに神の審きが下されます。(歴史的にはBC722年 アッシリア帝国によって北イスラエル王国は滅ぼされます)

しかし、我らの主はあわれみ深いお方、回復の主です。それゆえ、アモス書は今朝の御言葉、回復の預言をもって終わるのです。

皆さんの人生に、回復は必要でしょうか?壊れてしまった人間関係、、、親子関係、夫婦関係、友人関係、、、うまくゆかなかった学業、事業、、、困窮している経済、、、病み、弱ってしまった身体、心、、、あのことさえなければ、と悔やまれる過去の出来事、、、、

私自身、深い痛みと悔い改めの中にあります。あの時、こうしておけば、、、子育てにおいて、子どもたちに、してあげられなかったこと、あるいは、すべきでなかったこと、、、どんなに悔やんでも、やり直すことのできない痛みがあります。

けれども、主は「私が回復する」と言われます。私は、ただ主の約束を信じます。過去に犯してしまった罪は、主の御前に正直に悔い改め、今は、主の御言葉を握って新しく立ち上がりたいと思います。

皆さんも、どうぞ主の「回復の約束」を握って下さい。たとえ今は、どんな状況にあったとしても、「廃墟をも復興なさる主」に、できないことはありません。ただ主を仰ぎ見つつ、今日も進みましょう。

■A:考えてみよう
私に、回復を諦めてしまった事柄があるだろうか?今一度、今朝の御言葉を握って祈り始めよう!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 よしかず 】

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