■S:今日の聖書の言葉
ダニエル1章19,20節

★王が彼らと話してみると、みなのうちでだれもダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤに並ぶ者はなかった。そこで彼らは王に仕えることになった。王が彼らに尋ねてみると、知恵と悟りのあらゆる面で、彼らは国中のどんな呪法師、呪文師よりも十倍もまさっているということがわかった。

■O:今日のコラム
ダニエル書を読むと、ダニエルに与えられた知恵に驚かされます。この知恵は一体どこから来るのでしょうか?

箴言にこのような御言葉があります。

「主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。」(箴言9:10)

バビロンは「創造主なる神は存在しない」という土台の上に成り立っている国です。創造主の存在が隠され、そこに住む人々は創造主抜きの価値観で生きています。

しかし、ダニエルは主を恐れていました。ダニエルには神様からの知恵が与えられていたのです。神の知恵を頂いていたダニエルは偽りの価値観に騙されることなく、創造主を礼拝することが出来たのです。

私たちが住む現代の世の中はバビロンと同じ価値観と言えます。サタンは人類に対して、最大の嘘を吹き込んでいます。その最大の嘘とは「創造主なる神は存在しない」という偽りです。私たちはこの偽りと戦わなければならないのです。その為には「知恵」が必要です。

実は「知恵」とはイエスキリストの事なのです。御言葉を通して、日々の祈りを通して、また礼拝を通してさらに深くイエスキリストを知っていくことは、「知恵」を得ることなのです。

「このキリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。」(コロサイ2:3)

ダニエルは3年間、王宮で仕える為に訓練を受けました。王に仕える相応しい者となる為に、バビロンのあらゆる学問を教え込まれたのです。「主を恐れる」という土台があり、その上でこの世の学問を学ぶならばどうなるのでしょうか?それは、主の栄光を現すことにつながります。

ダニエル1:19,20の御言葉を見てみましょう。

「王が彼らと話してみると、みなのうちでだれもダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤに並ぶ者はなかった。そこで彼らは王に仕えることになった。王が彼らに尋ねてみると、知恵と悟りのあらゆる面で、彼らは国中のどんな呪法師、呪文師よりも十倍もまさっているということがわかった。」(ダニエル1:19,20)

この御言葉の通りにダニエルの知恵と悟りにかなう者は国中で誰もいなかった事がわかります。全ての秘訣は「主を恐れる」という土台にあります。

主を恐れずに、努力だけしてもある程度は知識は蓄えられることでしょう。しかし、「主を恐れる」土台の上に、「努力」が合わさるならば、主の恵みが注がれ、ダニエルのような知恵と悟りが与えられるのです。主を恐れつつ、為すべき事の最善を尽くすときに、神様は恵みを注いで下さるのです。

ダニエル書を通して、さらに深く「主を恐れること」を学び、この世にあって「世の光」、「地の塩」となり、主の栄光を現して行きましょう。

皆様の上に今日も一日イエス様の豊かな恵みがありますように。

■A:考えてみよう
「主を恐れる」とは具体的にどのような行動をすることなのでしょうか?考えてみましょう。

■P:祈り

愛するイエス・キリストのお名前でお祈りします。アーメン。

【 あきひろ 】

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