■S:今日の聖書の言葉
ヤコブの手紙5章7~11節

★こういうわけですから、兄弟たち。主が来られる時まで耐え忍びなさい。見なさい。農夫は、大地の貴重な実りを、秋の雨や春の雨が降るまで、耐え忍んで待っています。
あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主の来られるのが近いからです。
兄弟たち。互いにつぶやき合ってはいけません。さばかれないためです。見なさい。さばきの主が、戸口のところに立っておられます。
苦難と忍耐については、兄弟たち、主の御名によって語った預言者たちを模範にしなさい。
見なさい。耐え忍んだ人たちは幸いであると、私たちは考えます。あなたがたは、ヨブの忍耐のことを聞いています。また、主が彼になさったことの結末を見たのです。主は慈愛に富み、あわれみに満ちておられる方だということです。

■O:今日のコラム
主は私たちを愛しておられ、良いものを与えようとしておられます。しかし、本当に良いものを受け取るためには、私たちがテストを通過させた後でなければ与えないことがあるのです。私たちも本当に価値のあるものや、使い方を間違えると危険な物は、信頼できる人にしか任せないと思います。それは主も同じなのです。
 
主に従っているからこそ味わう忍耐というものがあります。しかしそんなときこそ喜ぶべきです。主は忍耐をお与えになるときには同時に報いを啓示されるのです。その報いを信じるなら、私たちは苦難を喜びをもって乗り越えることができるのです。
 
景品の無い我慢大会は、みんな参加したがらないでしょうが、その景品がとんでもなく素晴らしい物であるなら、人々はその苦難に喜んで参加してくるでしょう。私たちが受け取る報いは、目には見えないかも知れませんが、この世のどんなものより素晴らしいのです。それはイエス様を知る、イエス様と一つになるという報いです。

「義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。わたしのために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。
喜びなさい。喜びおどりなさい。天ではあなたがたの報いは大きいから。あなたがたより前にいた預言者たちを、人々はそのように迫害したのです。」(マタイ5:10~12)

 
主に従うことを決心したのに、こんな迫害、圧迫、攻撃にあうのは納得いかない、と感じるかも知れませんが、なぜそれらにあうのか?といえばそれは、キリストの弟子として歩んでいるからなのです。
 
だからそんな中にあっても今日の聖句の通りに、つぶやいてはいけません。むしろ感謝し、赦し、とりなし、祝福するのです。イエス様も(マタイ5:10~12)の状態を味わいました。しかし呪うことをせず、かえって「父よ。彼らをお赦しください」と、とりなしたのです。イエス様は、先にある喜びをみて、辱めを物ともせずに前進し、十字架を成し遂げられました。それはとりなしのわざであり、和解のつとめでした。
 
ヨブも似たところがあるのです。ヨブの忍耐とその結末は初代教会において見本となるようなエピソードであることが読み取れます。ヨブはもちろん不完全ではありましたが、神を愛し生きようとしていました。しかし3人の友人たちは、彼を圧迫し、攻撃したのです。その迫害者のためにヨブはとりなしをします。その後、ヨブは二倍の祝福にあずかりました。二倍の祝福は天の祝福と地の祝福です。
 
とりなして祈るときに、自分ばかり損をしているように感じることがあるかも知れませんが、そうではありません。隠れた祈りに、隠れたところにおられる父が報いてくださるのです。

■A:考えてみよう
自分の悔い改め、家族のとりなしをまずしましょう。その上で職場、学校、コミュニティーの人々、ことに自分を敵視するような人がいるならその人を赦し、祝福し、祈りましょう。

■P:祈り
主よ。OOさんを赦します。OOさんを祝福します。主がこの方に恵みと平安をお与えくださいますように。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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