■S:今日の聖書の言葉
テモテへの手紙第一5章8節

★もしも親族、ことに自分の家族を顧みない人がいるなら、その人は信仰を捨てているのであって、不信者よりも悪いのです。

■O:今日のコラム
主は、私たち一人一人がその両親を尊ぶことを、非常に大切に思っておられます。それゆえ十戒の中で「父と母を敬いなさい」という命令が与えられています。

しかしながら、愛情深く非の打ちどころがないような両親であるならば、敬いやすいかもしれませんが、完全な親を選ぶことは誰もできないので、時に難しさを覚えることもあるでしょう。

私自身、両親を敬うということについて大いに葛藤し、たくさんの涙を流しました。しかし、過去に親などの権威者からもたらされた、どうしても赦せずに握りしめていた一つ一つの痛みを、時機にかない主に告白していく中で、癒しを受け取っていきました。イエス様の十字架の赦しの力は本当に偉大です。

また、親元にいた十代の頃、私は両親に何一つ尊敬を表すことのできないわきまえのない者でした。主は私にその間違いを認めさせてくださり、自己中心のゆえに父母からの祝福の道が閉ざされていたということを気づかされました。そのことを悔い改め、今は、この両親のゆえに命が与えられたこと、主と出会わせてくださったことへの感謝が溢れて来るようになりました。

今、私は心から両親を尊敬していますし、産み育ててくれたことを本当に感謝しています。能力や賜物をもって神様や人々にお仕えできるのも、私が自分で得たのではなく、両親が経済という犠牲を払ってそれを伸ばす機会を与えてくれたからです。

今日のみことばのチャレンジにある通り、信仰を形に表すには彼らを「顧みる」という実践が求められています。「顧みる」のギリシャ語には、「あらかじめ考慮する、将来に対して計画する」などの意味があります。世を去る最期のときまで、父の世代に対して敬意を示し、責任を持つことであると受け取ります。

多くの場合、ある時期から親よりも子の方が多くの面で責任を担えるようになり、力を持つようになります。必ず主が私たちにその力を与えてくださり、任せられた人々を「顧みる」者へと私たちを強めてくださることを信じます。

■A:考えてみよう

「子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。『あなたの父と母を敬え。』これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、『そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。』という約束です。」(エペソ6:1~3)

このみことばを黙想し、主のご命令は何か、この記事を読むお一人一人に何をお語りになっているか悟ることができるように祈りましょう。

1 両親や権威者に対する苦みや赦せない心があるならば、主にありのままを打ち明け、赦す力が与えられるように祈りましょう。

2 両親がまだ生きているならば、今日どのようにして尊敬を表すことができるかを考えてみよう。いきなり大きなことはできなくとも、感謝のことばを言うことや、手紙を書いたり電話をする、家事を手伝う、贈り物をするなど、小さな一歩からチャレンジしてみましょう。

3 両親を「顧みる」領域に置かれているならば、主にあってその責任を十分に果たし、信仰の実を結ぶことができるように祈りましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ぺい 】

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