■S:今日の聖書の言葉
★コリント人への手紙 第二 9章8節〜11節(伝道者の書9章)

神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。
「この人は散らして、貧しい人々に与えた。
その義は永遠にとどまる。」と書いてあるとおりです。
蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、あなたがたにも蒔く種を備え、それをふやし、あなたがたの義の実を増し加えてくださいます。
あなたがたは、あらゆる点で豊かになって、惜しみなく与えるようになり、それが私たちを通して、神への感謝を生み出すのです。

■O:今日のコラム
今日の箇所を読むときに、私たちは大胆に捧げることを覚えるかと思います。

主は捧げること、惜しみなく分け与えることを通して主の心を知ってほしいと願っておられることを覚えます。

また特に下記の御言葉を思い巡らします。

「『この人は散らして、貧しい人々に与えた。その義は永遠にとどまる。』」(2コリント9:9)

これは詩篇112篇からの引用になります。

「彼は貧しい人々に惜しみなく分け与えた。彼の義は永遠に立つ。その角は栄光のうちに高く上げられる。」(詩篇112:9)

彼とはイエス様のことであり、イエス様がまず初めに与える道を示してくださったことを覚えます。

イエス様はその公生涯で霊的なパンである御言葉を分かち合い、また実際的に食べるパンを人々に分け与えました。イエス様は羊飼いなる牧者として、羊を養われる良いお方です。私たちイエス様の羊は、イエス様が与えてくださるもの、イエス様から出るものによってのみ養われる者となっていくのです。

またそれらによって養われていくのであれば、私たちは受ける者から与える者へなっていきます。
この与える者こそが幸いな者です。

「このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです』」(使徒20:35)

私たちはこの地上で与えられている実際的な祝福をもって人々を祝福し、霊的な祝福であり本当の食べ物である御言葉をもって人々を建てあげていくのです。

イエス様は大牧者なるお方であり、私たちを導いてくださる真実な主であることを告白します。
この方に導かれて、この方が流してくださるものによって養われ、与える者となっていこうではありませんか。

■A:考えてみよう
主が恵みにより私たちに与えてくださっている祝福は何でしょうか。
また私たちはイエス様から出るものによって養われているでしょうか。他のことに信頼を置いたりしていないでしょうか。
今日私たちが祝福を注ぎ、与えるべき人や場所はどこでしょうか。

■P:祈り
愛するイエス様、今日もあなたの愛を感謝します。あなたが初めに私たちに全てを与えてくださり、今も与え続けてくださっていることを覚えます。そのように私も与える者となれるように造り変えてください。与えられているものを自分のものとして握るのではなく、豊かに与える者となれますように。何よりもあなたの御言葉で私を養い、その御言葉を分かち合う者と益々ならせてください。愛する主イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【たくみ】

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