■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの手紙 第一 5章20節

★しかし、神の御子が来て、真実な方を知る理解力を私たちに与えてくださったことを知っています。それで私たちは、真実な方のうちに、すなわち御子イエス・キリストのうちにいるのです。この方こそ、まことの神、永遠のいのちです。

■O:今日のコラム
主は真実なお方です。今日も、今までも、これからも、いつまでも変わらず真実なお方であることを感謝します。

そして、私たちには、今日の御言葉にあるように「真実な方を知る理解力」が与えられています。理解力とは、「思い、知性、理解」という意味の言葉が使われていますが、私たちは自分の理解力、自分の思いや考え、自分の悟りでは、「主が真実なお方であること」を理解できないこと、悟れないときがあるかもしれません。

この世や肉の思いに影響を受けた自分の考えや理解力、自分の思いで考えてしまうならば、目に見える状況を見て、何かが起こったり…自分の願いや祈りが答えられたり…状況が変わったとき…などだけ「主は真実なお方!」と告白し主に感謝できるけれど、辛いとき…試練のとき…また祈りが答えられないとき…などには、「主よ、なぜですか?」と不信仰になってしまい主の真実さを疑ってしまったりするかもしれません。

また、自分の悟りや理解力に頼って、自分の思いで考えてしまうならば、「自分が何かをして、主が答えてくれたから、主は真実なお方」という考えにとどまってしまい、主の真実さだけに目を留めるのではなく、主は真実なお方と告白する心には「自分が〇〇をしたから」と自分が何かを成し遂げたという高ぶりを知らず知らずのうちに持ってしまうかもしれません。

もちろん、主は真実なお方で、私たちが御心にかなった祈りをするならば答えてくださるお方で、主は約束をみことばを成就されるお方で、私たちは主が答えてくださったとき、主の恵みで主の約束やみことばの成就を見たときも、私たちはいつも主に感謝をささげるべきです。

しかし、真に「主は真実なお方であること」を私たちの目に見えることやこの世的な理解を超えて知り経験し悟るとき、私たちはどんなときであっても、まだ主の約束やみことばの成就を見てないときや状況が変えられていないときであっても、試練や苦しみの中であっても、主は真実なお方である確信を持ち続け、主が真実なお方であるがゆえ、主とみことばに信頼し、いつも主に感謝を捧げることができるようになります。

主が与えてくださった「真実な方を知る理解力」によって主が真実なお方であると真に悟るとき、目に見える状況を超えて、自分の思いや感情を超えて、主は真実なお方であると知ることができるのです。

私たちがどんな状況や感情を持っていても、まだ主の約束やみことばの成就を見ていないときでも、理解できない状況に置かれていても、試練や痛みの中にあっても、主は決して変わらずに、常に真実なお方であることを今日も、これからも、私たちが真に悟り、知り続けることができますように。

■A:考えてみよう
主が真実なお方であると真に悟り知り続けるには、自分の悟りにたよらず(箴言3:5)、主が与えてくださる真実な方を知る理解力に頼る必要があります。

理解力という言葉は、ギリシャ語では「思い、知性、理解」という意味の言葉が使われています。主が与えてくださる主の思いが必要です。1コリント2:16に、私たちには「キリストの心」があるという御言葉がありますが、英語ではmind of Christ=キリストの思いと書かれていて、ギリシャ語でも「思い、考え」という言葉が使われています。

今日も、これからも、主が真実な方であると知ることができるように、キリストの思い、キリストの考えを持つことができるように祈りも求めましょう。主の血潮を自分の思いと考えに宣言し、救いのかぶとで思いと考えが守られますように祈り、キリストの思いに変えられることを祈り続けましょう。

また、主が真実なお方であると真に悟り知り続けるには、個人的に主を知り続けること、主と出会い続けることが必要です。

試練や苦しみのときでも、状況が変わらないときでも、真実なお方である主と出会うならば、主が真実なお方であることを知り経験することができます。主が真実であることは主の変わらないご性質なので、私たちはその主の性質を知り悟るためには、日々主ご自身を知ることを求め続け、日々主を知り、主との親密な関係に歩む必要があります。

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」(箴言3:5~6)

主を認めよの「認める」という言葉は、「知る」という意味の言葉が使われています。私たちがどこにいても、どの状況に置かれていても、主を知ることを今日も、これからも求め続け、個人的に主と出会い主を知り続けることができるように祈りましょう。

自分の悟りに頼らず、自分の思いが主の思いへと変えられることを願い祈り続け、どこにおいても主を知ることを求め続け、主が真実なお方であることを悟り知り続けることができますように。

主はいつも、どんなときも決して変わらず真実なお方であること、また私たちがそれを真に知り悟ることができるように、今日も主が私たち一人一人に、真実な方を知る理解力を与えて、キリストの思いをもたせてくださり、今日も私たち一人一人と出会ってくださることを心から感謝します。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ありさ 】

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