■S:今日の聖書の言葉
箴言8章30,31節

★わたしは神のかたわらで、これを組み立てる者であった。わたしは毎日喜び、いつも御前で楽しみ、神の地、この世界で楽しみ、人の子らを喜んだ。

■O:今日のコラム
朝、私たちが目を覚ます時、私たちの思いと心はどのような思いに満ちていますか。

この世の思いや肉の思い、寂しさや孤独、無気力や拒絶感、心配や恐れ、義務感や罪責感、暗い思いで満ちているでしょうか。もしそうであるならば、それらを見せてくださり気づかせてくださった主に、感謝したいと思います。

サタンの支配の上を行くのは、主のご支配です。内にある思いを正直に認め、十字架のもとに持っていく時、敵の企みがイエス様の足台となったように、それらはかえって私たちを主に近づけるものとなります。私たちを攻めるために作られた敵の武器は役に立たなくなり、私たちはイエス様と共に、敵の真ん中で治めるものとなることを感謝します。

「主は、私の主に仰せられる。『わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いていよ。』主は、あなたの力強い杖をシオンから伸ばされる。『あなたの敵の真ん中で治めよ。』」(詩篇110篇1~2)

「あなたを攻めるために作られる武器は、どれも役に立たなくなる。…」(イザヤ54:17)

主の御前にはいつも喜びが満ちています。今日の御言葉を見ると、神様は万物や人を造られたとき、毎日喜び、いつも御前で楽しんでいたことが分かります。また他にも、主が私たちを喜んでおられることが分かる御言葉が沢山あります。

「あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみがとこしえにあります。」(詩篇16:11)

「あなたの神、主は、あなたのただ中におられる。救いの勇士だ。主は喜びをもってあなたのことを楽しみ、その愛によって安らぎを与える。主は高らかに歌ってあなたのことを喜ばれる。」(ゼパニヤ3:17)

「また、天からこう告げる声が聞こえた。『これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。』」(マタイ3:17)

今日、私たちの内に御言葉に基づいた信仰とアイデンティティーが回復されますように。罪が入ったことにより、私たちと神様との関係は壊されてしまい、はじめにあった喜びは失われてしまいました。

しかし、今日もイエス様の十字架に信頼と望みを置き、救いの達成に努め、内なる人の完成を目指して、本来の姿に回復する歩みを続ける時、私たちの内に「御霊の人」「御言葉の人」そして「喜びの人」が形造られます。「感情の喜び」ではなく、「状況や環境に左右される喜び」でもなく、「上(天)からの喜び」が回復されることを感謝します。

主と繋がり続ける、主との交わりの中にこそ、命があり、尽きることのない喜びがあります。この終わりの時に、神様とともに歩んだエノクのように、どんな時も、どんな状況の中にあっても、神様を喜び神様に喜ばれる、主とともに歩む喜びが回復されますように。

朝ごとに、聖霊様のいのちの息が吹き込まれ、御霊のいのちと喜び、平安に満たされて、主の御姿に満ち足りて、毎朝目覚めますように。

「神である主は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。」(創世記2:7)

「しかし、私は、正しい訴えで、御顔を仰ぎ見、目ざめるとき、あなたの御姿に満ち足りるでしょう。」(詩篇17:15)

■A:考えてみよう
下記の御言葉を朗読し、黙想しましょう。御言葉に基づいた信仰が、今日一日、私たちの心と思いを満たしますように。

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(1テサロニケ5:16~18)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 こばあい 】

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