■S:今日の聖書の言葉
歴代誌第二36章11節
★ゼデキヤは二十一歳で王となり、エルサレムで十一年間、王であった。
同19節
★彼らは神の宮を焼き、エルサレムの城壁を取りこわした。その高殿を全部火で燃やし、その中の宝としていた器具を一つ残らず破壊した。
■O:今日のコラム
シャローム! 御国が来ますように!
ヘブル語の旧約聖書の最後の書簡は「歴代誌」です。最後の36章、ユダの最後の王、「ゼデキヤ」という名前は「主は正しい、主は正義」という意味です。
ユダの最初の王の名前は「サウル」でした。サウルは「神を尋ね求める者」という意味です。サウルは神を退け、王として退けられました。
この時代、素晴らしい王もいましたが、民が願った王によって国が滅びました。最初の王の名が「神を尋ね求める者」。そして最後の王の名が「主は正しい」とはなんとも皮肉なことです。
17~20節には、主に反逆し、主に立ち返らなかった結果が記されています。ここから、城壁が壊された街はあらゆる物が奪われ、破壊していくことが分かります。
私たちは「王」という身分が与えられたものです。今という時に、今一度「主は正しい、主は正義」であることを覚えたいと願います。
「その現われを、神はご自分の良しとする時に示してくださいます。神は祝福に満ちた唯一の主権者、王の王、主の主、」(1テモテ6:15)
私たちのうちには罪や弱さがあり、すぐに主ご自身から目が逸れてしまいます。自分の心が何を正しいとし、何を主として仕えているのか?絶えず点検すること。また、城壁が建てあげられていかなければ、ユダの王権のように滅びてしまうことを覚えないといけません。
「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。 」(箴言4:23)
「自分の心を制することができない人は、城壁のない、打ちこわされた町のようだ。 (箴言25:28)
■A:考えてみよう
「イエス様は霊の救い主、たましいの主、肉体の王であり、主こそ義なるお方」とを告白しましょう。
また、礼拝の中でチャレンジされている「城壁の回復の祈り」に取り組みましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まなくぼ 】
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