■S:今日の聖書の言葉
歴代誌第二11章17節
★彼らは三年の間、ユダの王権を強固にし、ソロモンの子レハブアムを励ました。三年の間、彼らがダビデとソロモンの道に歩んだからである。
同12章1節
★レハブアムの王位が確立し、彼が強くなるに及んで、彼は主の律法を捨て去った。そして、全イスラエルが彼にならった。
■O:今日のコラム
レハブアム王朝において、イスラエル王国は南北に分裂しました。北イスラエル王国の王はヤロブアムです。レハブアムがソロモンに仕えていた長老たちのアドバイスを退け、失敗することを発端にこの分裂は起こりました。
しかし、レハブアムはレビ人や祭司たちの励ましもあり、ダビデとソロモンの道に歩み、賢く振る舞う良い王としてユダ王国を治め始めました。ところが12章1節においてレハブアムが王権を確立し政治が安定してきたときに、彼は律法を捨て去ったのです。後に彼は悔い改めることになります。
なぜ彼は律法を捨て去ったのでしょうか?それは彼の信仰の原動力が問題の解決にあったからです。問題があるのは、あながち悪いことばかりではありません。問題を神に持っていかないことが大きな問題です。問題を通して私たちは主に対する信頼を学ぶことができます。そうして更に神を愛する者として練りきよめられていくのです。私たちが健全に成長していくなら問題は、私たちを高める足代となるのです。ハレルヤ!
しかし、問題の解決が第一という信仰生活は、問題が解決したら、神に背を向けるようになってしまいます。私たちの信仰のベースは神を愛することであるべきです。平和な時に神を賛美し、問題の中でも感謝し、賛美するのです。
「問題の解決を求めます。しかしこの問題を通してイエス様をもっと知ることができますように。あなたと共にこの問題を突破させてください。痛みは覚悟します。しかしあなたを愛することは手放しません。」と祈るのです。
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」(ローマ8:28)
■A:考えてみよう
第一とすべきは問題の解決ではなく、神の国とその義、主ご自身であることを覚え歩もう。
問題を通して大きく成長を与えてくださる主に、感謝を捧げよう。
■P:祈り
問題の解決を求めます。しかしこの問題を通してイエス様をもっと知ることができますように。あなたと共にこの問題を突破させてください。痛みは覚悟します。しかしあなたを愛することは手放しません。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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