■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙第一14章2節

★異言を話す者は、人に話すのではなく、神に話すのです。というのは、だれも聞いていないのに、自分の霊で奥義を話すからです。

■O:今日のコラム
この章では預言することを熱心に求めなさいと勧められています。

教会では人の徳を高めるために預言することが重要であって、異言の祈りは重要ではない。異言で祈ることは愚かなことだ、という解釈をしばしば耳にします。

しかし、そうではありません。よく考えてみましょう。この手紙はパウロが書きました。記事や手紙というのは、内容が大事なのはもちろんですが、「誰が言っているか」によって相手に与える影響が大きく変わることを理解しましょう。パウロは誰よりも多くの異言を語っていた人物でした。

「私は、あなたがたのだれよりも多くの異言を話すことを神に感謝しています…」(18節)

そのような誰よりも多くの異言を話すパウロが書いた手紙ですので、パウロが異言の祈りをどれほど尊重していたかが分かります。このことを理解しないでこの章を読むなら、異言よりも預言を語る方が重要だ、という間違った理解を持つことになってしまいます。

また、よく考えてみましょう。預言というのは人に向かって話すのに対して、異言は神に直接話します(2節)。そうであるならば、まず私たちは異言の祈りを通して神様に向かって話すべきです。

「すると彼は答えて言った。『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』、また『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』とあります。」(ルカ10:27)

私はマナメールを書く時に、まず、異言で祈ってから主からの知恵を求め、記事を書くようにしています。その結果、その内容が時には預言的なものとなり、人々から、「ちょうど、必要な導きや答えや語りかけを受けた」ということを聞くことがあります。このように異言の祈りは預言に通じるのです。

異言を語ることにはたくさんの祝福があります。

・内なる人が強められます(エペソ3章16節)
・神様をほめたたえます(第一コリント14章15節)
・聖霊様を通して深いとりなしの祈りをします(ローマ8章26節)
・自分自身のたましいを憩わせ、神にあって休息をもちます(イザヤ28章11~12節)
・自分自身の信仰を築き上げます(ユダ20節)
・主の心と一つになります(第一コリント2章12節~16節)

パウロは、個人の祈りの生活、主との交わりにおいて、御霊によって祈るよう努力していました。私たちもそれに倣うべきではないでしょうか。異言で語ることがおろかなことのように思われますが、パウロは異言で語ることを恥としませんでした。私たちもそうであるべきです。

日々の祈りの生活において御霊によって祈ることを心がけていきましょう。

■A:考えてみよう
それぞれ家庭の中で、個人的に、また家族でも共に異言で祈る時を持ちましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

カテゴリー: マナメール

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