■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙第一4章15節

★たといあなたがたに、キリストにある養育係が一万人あろうとも、父は多くあるはずがありません。この私が福音によって、キリスト・イエスにあって、あなたがたを生んだのです。

■O:今日のコラム
今日の箇所でパウロは、コリント教会の人々に対して、私があなたがたを生んだと言っていますが、これは結論から言えば、パウロ自身が神の御言葉と一つにされ、キリストの弟子を生み出したと言えるでしょう。

生み出すためにはまず何が必要でしょうか。それは種です。植物が木となって実を結ぶことは、種が蒔かれることにより始まります。

「このたとえの意味はこうです。種は神のことばです。」(ルカ8:11)

種を聖書は御言葉と言っています。私たちが真実で正しい御言葉を蒔くならば、御言葉を刈り取ることとなります。しかし異なる種、すなわち肉や自分から発するもの、或いは自己努力のルールのようなものとして蒔くとき、自分の実を結んでしまいます。また悪の根が私たちの中に張られてしまうと、いくら命を蒔いてもすぐに枯れてしまいます。

ですから、何を蒔いているのか、つまり命である主の御言葉が蒔かれているかが重要です。私たちの中にある異なる種や悪の根が真理の光によって照らされ、御霊の火をもって焼き尽くされて、両刃の剣によって断ち切られなければなりません。私たちは、真実な種が私たちの内に蒔かれて、真のいのちの木と根であるイエスキリストに連なり、命を流す者へと変えていただこうではありませんか。

イエス様も天のお父さんから生み出された者でした。

「わたしは主の定めについて語ろう。主はわたしに言われた。『あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ。』」(詩篇2:7)

マリヤは自分自身に死に、主の命を生み出した者でした。

「マリヤは言った。『ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。』こうして御使いは彼女から去って行った。」(ルカ1:38)

マリヤは主の御心がこの身になるように願いました。結果イエスキリストを聖霊によって身ごもり、神のご計画と命の御言葉なる方をこの世に生み出しました。

私たちもマリヤのようになることを求めましょう。私たちの悪の根が取り除かれて、真実な御言葉を受け取り、命と希望を解き放ちましょう!これが福音化された者の生き方だと信じます。

パウロもイエスキリスト、すなわち真の福音によってコリントの人々を生み出しました。彼の中にイエスキリストという命の御言葉が蒔かれて住んでいた、つまり福音化されていたからこそ、子であるコリントの人々を生み出すことができました。

これは自分自身を主の弟子とし、また人々を弟子とする歩みです。主の弟子・子ども・花嫁が、真の主の弟子・子ども・花嫁を生み出していきます。

■A:考えてみよう
私たちの中に人間的な考えや教えなど異なる種、悪の根が無いか聖霊様に教えていただきましょう。

そして導かれるのであれば、下記の御言葉を握って祈っていきましょう。

「主が、さばきの霊と焼き尽くす霊によって、シオンの娘たちの汚れを洗い、エルサレムの血をその中からすすぎ清めるとき、」(イザヤ4:4)

今日も御言葉の朗読の中で、イエスキリストとの真実な出会いと神の御言葉の力の体験を求めましょう。

そして今日という日に、主の御言葉を自分にまた隣の人に分かち合いましょう。

■P:祈り
神様、今日もあなたの愛と恵みが十分に私に注がれていることを感謝します。
聖霊様、私の中にある自分から発しているもの、また人間的な教えや言葉を明らかにしてくださり、どうぞさばきの霊と焼き尽くす霊をもってきよめてください。
どうか純粋な御言葉が私の内に蒔かれ、御言葉の実を結ぶことができますように。
私を真の弟子としてくださり、また主の弟子を生み出す者へと造り変え続けてください。

今日もあなたの御言葉をほめたたえて、愛する主イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 たくみ 】

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