■S:今日の聖書の言葉
エゼキエル書28章24節

★イスラエルの家にとって、突き刺すいばらも、その回りから彼らに痛みを与え、侮るとげもなくなるとき、彼らは、わたしが神、主であることを知ろう。

26節

★彼らはそこに安らかに住み、家々を建て、ぶどう畑を作る。彼らは安らかにそこに住みつこう。回りで彼らを侮るすべての者にわたしがさばきを下すとき、彼らは、わたしが彼らの神、主であることを知ろう。

■O:今日のコラム

「わたしが主であることを知ろう」

この言葉は、エゼキエル書の中で繰り返し何度も出てくる言葉ですが、本日の通読箇所の28章の中でも、3回も出てきています。(エゼキエル28:22,24,26)

主は今日も私たちに「わたしをもっと知ってほしい」と願って、語っておられます。単なる知識で知るのではなく、「経験をもって更に知ってほしい」、「もっと親密な関係になりたい」と、主は今日も願っておられます。

「彼らの時代の後に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこうだ。―主の御告げ。―わたしはわたしの律法を彼らの中に置き、彼らの心にこれを書きしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。そのようにして、人々はもはや、『主を知れ。』と言って、おのおの互いに教えない。それは、彼らがみな、身分の低い者から高い者まで、わたしを知るからだ。―主の御告げ。―わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ。」(エレミヤ31:33~34)

私たちが主を知り続けることができるように、主は私たちの中に主の律法を置き、私たちの心に書きしるしてくださいます。そして、私たちが神を神とし続け、神の民としての歩みをし続けることができるように導いてくださるのです。

私たちの中に主のみことばが置かれ、私たちの心に主のみことばが書きしるされ、主を神として神の民として歩むとき、エレミヤ31章34節にあるように、私たちは「主を知れ」と自分自身やお互いに言い聞かせることなく、すべての者がただ主の恵みによって主を知るようになります。そして、そのように主を知るとき、主はもう一つ私たちに語っておられることがあることを覚えます。

「わたしはあなたの咎を赦し、あなたの罪を二度と思い出さない。」

シャローム教会の日曜礼拝のメッセージの中でも語られましたが、主は私たちの罪を二度と思い出さないと言ってくださっています。また、「わたしが思い出さないから、あなたもわたしがすでに許した罪や失敗を忘れなさい、後ろに投げやりなさい。」と願っておられます。

「恵みとまことを捨ててはならない。それをあなたの首に結び、あなたの心の板に書きしるせ。」(箴言3:3)

私たちが自分や人のものを含め、主が許してくださった罪や過ちを忘れるためには、主ご自身が私たちの心に主の律法を置き書きしるしてくださると同時に、私たち自身も主の恵みとまことを私たちの心に板に書きしるす必要があります。

恵みは、へセドという言葉で契約の愛を意味し、主の変わらない愛のことです。私たちが主の恵みを心の板に書きしるすことは、私たちに対する神様の決して変わらない尽きることのない愛と恵みを絶えず覚え、心に宣言することです。

主は私たちが罪人であったときから私たち愛され、私たちに対する神の愛は決して変わることがありません。神の愛は変わらないので、私たちの状況や状態がどうであっても、自分や人がどう思っても、主の愛は変わらない愛で私たちを愛しておられます。

「こんな罪や失敗も主は赦してくださった、そして主は人知をはるかに超えた愛でずっと変わらず愛してくださっている」と主に愛されていることを確信し知るとき、もはや私たちは罪や失敗の中にとどまらず、また罪責感を持ち続けることで主の愛を得ようとすることもなく、主が忘れてくださったように忘れることができ、主が私たちを見ているように自分自身を見ることができ、主に愛されている者として歩むことができるのです。

まことは、エメスという言葉で、真実さ(faithfulness)を意味する言葉です。主の真実さを私たちの心の板に書きしるすとは、「主は真実なお方、忠実なお方、主は必ずご自身が言い送った事を成し遂げられ、必ずご自分が約束されたみことばを守られる!」と主の真実さを絶えず覚え、心に宣言することです。

主が真実なお方であると覚えるとき、主はみことばにあるように私たちの罪を赦し、きよめ、そして私たちの罪を二度と思い出さないという言葉を、私たちの罪や問題の大きさや、私たちの行いや思いに関係なく守られるお方であると知り、私たちは主の正しさ真実さのゆえに赦された者、きよめられた者として、罪を後ろになげやり、忘れることができるのです。

■A:考えてみよう
主の恵みとまことを今日も握り、絶えず覚え宣言して心の板に書きしるしましょう。主の変わらない愛と真実さに信頼し、主の恵みとまことに目を留め続けましょう。主の変わらない愛と真実さを口に出して宣言して、感謝しほめたたえましょう。

自分の犯した罪や失敗、主に悔い改めたなら、主が忘れてくださっているように自分も忘れ、主が私たちを見ておられるように自分自身を見て、主の恵みとまことを握って前進していくことができますように。また人のした悪も、主が私たちの罪を赦し私たちの罪を忘れてくださったように、忘れて後ろになげやり、主が見ておられるように人々を見て、主が愛しておられるように愛していくことができますように。

今日もどこにいても何をしていても主を知る1日となりますように主に願い求め、遣わされていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ありさ 】

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