■S:今日の聖書の言葉
マタイによる福音書23章26~28節

★目の見えぬパリサイ人たち。まず、杯の内側をきよめなさい。そうすれば、外側もきよくなります。わざわいだ。偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちは白く塗った墓のようなものです。墓はその外側は美しく見えても、内側は、死人の骨や、あらゆる汚れたものがいっぱいです。そのように、おまえたちも外側は人に正しく見えても、内側は偽善と不法でいっぱいです。

■O:今日のコラム
福音書の中でイエス様はパリサイ人や律法学者たちに対して非常に厳しい御言葉を語っています。以前私はこのような箇所を読む時に、これはパリサイ人たちに対するメッセージであり、自分には関係の無いもののように思っていました。しかし、主のあわれみと恵みにより心の目が開かれた時、このパリサイ人の性質はまさに自分自身の内にあるものだということに気付かされ、悔い改めへと導かれました。

パリサイ人の性質を別の言葉で言うなら「ふりをする」生き方です。信仰熱心なふりをする、きよい人のふりをする、正しい者のふりをする等・・・。パリサイ人は外側の生き方においては立派に見えても、内側は偽善でいっぱいでした。

主はいつも外側の表面的なもの以上に、私たちの内なる人と心の動機を見ておられます。しかし、多くの場合私たちは表面的なものが変われば自分の人生はもっと良くなると考えます。

たとえば、経済的な満たし、働きの成功、環境の変化(住む家を変えたり、通う教会を変えたり、仕事を変えたりなど・・・)その様な条件が満たされたら人生がもっと良くなると考えがちです。しかし、どれだけ必要が満たされ、環境が変わってもまた同じパターンの問題や悩みに直面するようになるのです。

結婚に対しても幻想を抱く場合があり、自分の必要を満たしてくれる理想的な相手がいれば幸せになれる。と考え結婚します。しかし、結婚自体が多くの悩みと痛みの始まりとなることもあり得るのです。

では、その問題の根はどこにあるのでしょうか。それは私たちの魂の内側にあります。イエス様がパリサイ人に「まず、杯の内側をきよめなさい。そうすれば、外側もきよくなります。」と言われた言葉が、私たちの人生が変わる為の重要なヒントなのです。

では内側がきよめられる為にはどうすれば良いのでしょうか。

(1)正直に自分の罪や弱さ、問題や失敗や痛みを認め、主に告白し悔い改めること (1ヨハネ1:7~10参照)

(2)主イエスの血潮で洗われること(エペソ1:7参照)

(3)十字架の前に出て、キリスト・イエスによる神の義を受けること(1ペテロ2:24参照)

(4)聖書を朗読し、御言葉による洗いを受けること(エペソ5:26~27参照)

(5)聖霊の満たしを求め、聖霊による洗いを受けること(テトス3:5参照)

御霊、水(御言葉)、血潮によって私たちの内なる人はキリストの似姿へと一歩一歩造り変えられて行きます。自分の内側に光を当てることは嬉しく楽しい作業ではありませんが、そのことを通してこそ、癒され、解放され、主にある多くの実を結ぶようになるのです。パリサイ人の性質を捨てて、今日主イエスの元に正直な心で近づきましょう。

■A:考えてみよう
以下の御言葉を朗読して、正直な心で主の前に進み出て、上記の5つの項目を実際に祈りの中で告白し、祈ってみましょう。

「私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。ですから、私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。」(ヘブル4:15~16)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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