■S:今日の聖書の言葉
列王記第一8章30節

★あなたのしもべとあなたの民イスラエルが、この所に向かってささげる願いを聞いてください。あなたご自身が、あなたのお住まいになる所、天にいまして、これを聞いてください。聞いて、お赦しください。

■O:今日のコラム
ソロモンによって、神殿が無事に建設されました。神殿を通して、イスラエルの民は天地万物の造り主である神と交わることが出来るのです。神様の願いはいつでも私たち人間と一緒にいたいということです。

全人類に罪が入って来たことにより、神様との親密な関係が失われてしまいました。神様は何とかして人間との親密な関係を回復することを願いました。そこで、神様は神殿という場所を建設することを良しとされたのです。

神殿では二つの機能が働いていました。モーセの幕屋とダビデの幕屋、この二つの機能を合わせ持つのが神殿です。モーセの幕屋の機能を通して、犠牲により罪の贖いがなされ、イスラエルの民は悔い改めによって罪の赦しを受ける事ができました。このことによって、地から天へとイスラエルの民の祈りが天の父の元へ聞き届けられるようになったのです。

もう一つが、ダビデの幕屋の機能です。ダビデは啓示によって天でなされている礼拝の光景を見ました。ダビデは天でなされている礼拝を地上で実践しました。契約の箱の前で、絶え間ない賛美と預言的な礼拝を行いました。その時に、主の臨在が満ち溢れ、天がこの地に介入し、神の御心がこの地に成されていったのでした。

モーセの幕屋とダビデの幕屋、この二つの機能を合せ持つ神殿を通して、天と地が一つになり、神と人間が親しく交わることが出来るようになったのです。

神殿の役割が重要であることがわかりましたが、ソロモンが建設した神殿はバビロンによって破壊されました。その後再建された第二神殿もAD70年にローマによって破壊されてしまいました。目で見える神殿はもうありません。しかし、神殿の本質について聖書はこのように言っています。

「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。」(第一コリント3章16節)

イエス様の十字架の贖いによって、私たち信じる者の内に聖霊様が住んでくださるようになりました。私たちの体は聖霊様が住まわれる宮であり神殿なのです。私たちイエス様を信じる者は生ける神殿として、モーセの幕屋とダビデの幕屋の機能を自分の身を持って実践して行くように召されているのです。

聖霊様は御言葉を悟らせ悔い改めに導いてくださいます。また、聖霊様によっていつでも賛美と礼拝を捧げることができます。私たちが日々そのような歩みを実行していくのならば、私たちが遣わされていくどこにおいても神の国が現れていくことになるのです。そのことにより、神は生きておられる主であることを、世は知るようになっていくことでしょう。

今日も一日、皆様の上にイエス様の豊かな恵みがありますように。

■A:考えてみよう
私たちは聖霊が住まわれる宮です。聖霊様を悲しませてしまっている領域は無いでしょうか?
もしあるならば、正直に神様の前に告白して悔い改めていきたいと思います。

■P:祈り
イエス様、私の内に聖霊様が住まわれていることを感謝します。どうか、この残りの人生、聖霊様を悲しませることなく、聖霊様が喜ばれる歩みを選択していくことができるように助けてください。私の存在を通して神の栄光を現していくことができるように助けてください。

愛するイエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あきひろ 】

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