■S:今日の聖書の言葉
ローマ人への手紙5章3~5節

★そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。

■O:今日のコラム
イエス様の十字架を通して御霊が注がれたことで私たちは、罪と死の原理から、いのちの御霊の原理に入ったのです。

御霊が霊に注がれたことによって私たちの霊にいのちが与えられました。それを違う言い方をするならば、神の子どもとして愛されているという信仰、実感、関係が与えられたと言えると思います。御霊を通して神の愛が私たちの心に注がれています!

聖霊様との親しい交わりを持つこと、神の友として御霊に導かれて生きることは、更に大きく私たちに神の愛が注がれることを可能にします。神の友として主をお喜ばせして生きるとき、いつも喜び、絶えず祈り、全てのことについて感謝して生きることができるようになっていくことを信じています。(私自身、まだそれを体験している途上であると感じます)

その御言葉は(1テサ5:16~18)ですが、続く19節が「御霊を消してはなりません」であることは興味深いことです。御霊が燃え上がるなら、愛の情熱も激しく燃え上がることを信じます。主をお喜ばせする生き方は、愛の成熟にとって重要です。逆に喜びがなく、全く祈らず、いつも文句を言うなら、御霊を悲しませることになります。

「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。」(エペソ4:29~30)

ただ、主に対しては正直に申し上げるのが良いと思います。その告白と祈りの中で心が変えられていくことを信じます。しかし人に対しては同じようにしてはいけません。もし人を批判するなら聞いた人の心も汚すことになります。その人も批判的な目で、話に上がった人を見るようになります。それを聖書は、苦い根が人を汚すと表現します。

「そのためには、あなたがたはよく監督して、だれも神の恵みから落ちる者がないように、また、苦い根が芽を出して悩ましたり、これによって多くの人が汚されたりすることのないように、」(ヘブル12:15)

問題や困難、心配や思い煩いがあっても、それを主に申し上げて、感謝をもって願いを申し上げるなら、人の思いに勝る神の平安がやってきます。御霊をお喜ばせし、御霊と親密な交わりを持ち、御霊に導かれて生きて行くなら、御霊による実である愛の実が成熟して行くことを信じます。

今回取り上げたローマ5章3節では、この愛があるから患難を乗り越えられると語られています。御霊によってもたらされる主に愛されている実感は、困難を乗り越えさせるのです。逆にそれがなければ困難を乗り越える情熱もなく、困難にぶつかるたびに文句が出るのです。

イスラエルの民も出エジプト時に荒野において、これから侵略する土地の人々を見て困難を覚えましたが、彼らは神に愛されている実感があるどころか、憎まれていると思っていたので、困難を乗り越えることができませんでした。

「そしてあなたがたの天幕の中でつぶやいて言った。「主は私たちを憎んでおられるので、私たちをエジプトの地から連れ出してエモリ人の手に渡し、私たちを根絶やしにしようとしておられる。」(申命記1:27)

そして争いや陰口を言うなら、神の友としての歩みは、崩れていってしまいます。

「ねじれ者は争いを巻き起こし、陰口をたたく者は親しい友を離れさせる。」(箴言16:28)

私たちの中に御霊による愛の実が実っていくならば、先にある喜びを見て困難を乗り越えるようになっていくことを信じます!

■A:考えてみよう
神の友として、何でも告白し、願い、相談する関係を築いていこう。そして主をお喜ばせするために何をすべきかを伺い続けよう。

人に対する悪い口の言葉を示されたなら、悔い改めてイエス様の十字架につけ、キリストの血の力を口と心に受け取ろう。

■P:祈り
神の友としての歩みを教えてください。何でも告白し、相談し、願い求めることを覚えさせてください。あなたの喜びのために歩ませてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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