■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き20章32節

★いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。

■O:今日のコラム
3月から4月にかけて、この時期は出会いと別れを多く経験することと思います。先日、私も信仰の友との地上での一時的な別れを味わいました。

愛する友が彼の地へ出発する前夜、恵みによりもう一人の信仰の友と3人で交わりの時間が与えられ、共に歩んできた中での主の恵みについて、また喜びや労苦や試練について分かち合うことができました。

これまでのすべても、今生かされていることも、そしてこれからの歩み一つ一つも全て主の御手にあり、それぞれの道でたとえ苦難や荒野が待ち受けていたとしても、真実な主を見上げて歩んでいこうと、お互いを励まし祈り合っていくことを共に確認するときとなりました。主を愛する素晴らしい友を与えてくださった神様に心から感謝しています。

いよいよ別れのときとなり、一人ずつ主に祈りを捧げました。その中で、今日のみ言葉の個所が思い起こされ、愛する友を、そして私自身を神様とその恵みのみことばとにゆだねます、という祈りへ導かれました。

隣人や友の安否・幸いを気遣うこと、自分の将来のために計画したり熟考することも大切です。しかし、それはほとんど全てと言って良いほど自分ではどうすることもできないのだ、ということを気づかされました。

「空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。…
きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに養ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。」(マタイ6:26~27,30)

「平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださますように。主イエス・キリストの来臨のとき、責められるところのないように、あなたがたの霊、たましい、からだが完全に守られますように。あなたがたを召された方は真実ですから、きっとそのことをしてくださいます。」(1テサロニケ5:23,24)

私たちの思いをはるかに超えたところで、いつもとりなし最善をなしてくださる真実なお方に、私たちの全存在をゆだね歩みましょう。

今日もあふればかりの主の祝福が豊にありますように。

■A:考えてみよう
今日のみことばを自分自身の名前や、祈りに覚えている隣人・家族・友人の名前を入れて宣言するときを持ちましょう。

「いま私は、(名前)を神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、(名前)を育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。」

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ぺい 】

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