■S:今日の聖書の言葉
エレミヤ書7章1~4節

★主からエレミヤにあったみことばは、こうである。「主の家の門に立ち、そこでこのことばを叫んで言え。主を礼拝するために、この門に入るすべてのユダの人々よ。主のことばを聞け。イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。あなたがたの行いと、わざとを改めよ。そうすれば、わたしは、あなたがたをこの所に住まわせよう。あなたがたは、『これは、主の宮、主の宮、主の宮だ』と言っている偽りのことばを信頼してはならない。

■O:今日のコラム
今日の箇所は、礼拝するために主の宮に上ってきたユダの人々に対して、主からエレミヤに語られたことばです。

主はこのユダの人々に対して、行いとわざとを改めよと言うのです。ユダの人々からしたら、いやいや、私は主を求めに来た、礼拝するために来たんだよ、何を言っているんだと思うのではないかなと思います。

しかし、実際にこの宮では、主の宮、主の宮、と言いながら、主に喜ばれない、主に忌み嫌われる行いがなされていたことが記されています。(エレミヤ7章9~11節参照)

この箇所を通して、様々な視点から私たちは学ぶことができますが、その中でも、捧げていても、やっていても、私たちという宮の中に、実際の主の宮の中に、主に喜ばれていないことがあること、またそれに気付かないことがあるということを示されました。

自分が当たり前のように思っていること、周りも当然のように行っていることに対して、疑問を持つということはなかなか難しいことです。しかし、当然であり正解だと思っていることが、実は間違っている、ずれているならば、本当に恐ろしいことです。

クリスチャンホームで育ち、学生の時から聖霊に燃やされ走ってきた私ですが、ここ数ヶ月、今までよりももっと主を知りたい、もっと近づきたいと飢え渇きが増し加わる中で、私は何に基づいて礼拝を捧げているか、信仰生活を送っているのかと祈り吟味することに導かれました。

その中で、みことばから出てきたように思えても、方法や、形、今まで当たり前にやってきたから、という理由で何気なくしているような行いや習慣が主の宮である私の中にたくさんあることを聖霊様が継続して教えてくださっています。

そして、どこかでそれを守り行うこと、やっていることがアイデンティティーとなってしまったり、やっている自分に満足してしまうことがあるように思います。しかし、結局それは、神様のためにと言いながら自分を見せる、あらわすことになってしまいます。

「彼は、すべて神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに反抗し、その上に自分の座を高く上げ、神の宮の中に座を設け、自分こそ神であると宣言します。」(第二テサロニケ2:4)

私自身がまさに、主に敵対するものとなってしまうことがあるのです。大好きな神様のために歩みたくても、その大好きな人を悲しませてると思うと本当に造り変えられたいと願います。自分ではできないけれど、内側に主に喜ばれたいという願い、主のために生きたいという願いがあります。

この箇所で神様がユダの人々に、行いを改めなさいと語っておられます。 私たちは、自分をあらわすために与えられた戒めを守り行うのではないのです。

同じ守り行うことでも、神様をあらわすためには、自分自身を捧げることなくしてはできません。自分が生きるならば、神様が働くことはできません。ですから、みことばに自分を捧げること、つまりこの言葉と一つとなっていくことが必要なのではないでしょうか。一つとなるから私たちから出てくるものは、神様のものとなるのです。

ここに違いがあります。自分のための行いと神様をあらわすための行いは、目に見える所は同じ行いであっても、出て来る実が違うものです。神様のために実を結ぶものとなりたいと心から願います。

「まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。」(ヨハネ12:24)

■A:考えてみよう
守り行うことは聖書に何度も出て来る言葉であり重要なことでありますが、その守り行うという行いにフォーカスが行き、日々の信仰生活の中にある行いが、形だけの働き、うわべの行いになってはいないでしょうか。また、やっていることに満足や価値を置いてはいないでしょうか。

心を主に探っていただきましょう。

「人は自分の行いがことごとく純粋だと思う。しかし主は人のたましいの値うちを測られる。」(箴言16:2)

私自身、点検し造り変えられている中にあります。神様のためと思い込み、形だけの行いにはやっても尚、どこかでむなしさがありましたが、一つ一つみことばに向き合い、自分を差し出し続ける中での行いに変化があるのを少しずつ感じています。

今までもこれからも、ますます陶器師なる主が造り変え続けてくださることに感謝します。

■P:祈り

愛するイエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ゆうこ 】

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