■S:今日の聖書の言葉
エレミヤ書3章12節

★…背信の女イスラエル。帰れ。-主の御告げ-わたしはあなたがたをしからない。わたしは恵み深いから。-主の御告げ-わたしは、いつまでも怒ってはいない。

14節

★背信の子らよ。帰れ。-主の御告げ-わたしが、あなたがたの夫になるからだ。…

22節

★背信の子らよ。帰れ。わたしがあなたがたの背信をいやそう。」「今、私たちはあなたのもとにまいります。あなたこそ、私たちの神、主だからです。

使徒の働き3章19節

★そういうわけですから、あなたがたの罪をぬぐい去っていただくために、悔い改めて、神に立ち返りなさい。

26節
★神は、まずそのしもべを立てて、あなたがたにお遣わしになりました。それは、この方があなたがたを祝福して、ひとりひとりをその邪悪な生活から立ち返らせてくださるためなのです。」

■O:今日のコラム
聖書は不思議な書物です。「イスラエルよ!」と書かれている箇所は、歴史的にその当時のイスラエルに向かって語られた言葉であると同時に、2019年、今のイスラエルにも、また、イエスを信じる民の群れ、教会にも、さらにイエスを信じる私たち一人一人の個人にも当てはめることができます。

今日は、悔い改めについて考え、イスラエルのため、キリストのからだである教会のため執り成すと同時に、自分自身に当てはめてみましょう。

まず、「背信の女よ」「背信の子らよ」と言われると、真っ青になって恐れてしまうか、自分とは関係ない、と心をかたくしてしまう誘惑が来ますが、そのあとの言葉をよく読めば、主がどんな思いで語ってくださっているのかがわかります。

「あなた方を叱らない。わたしは恵み深い。いつまでも怒ってはいない。」「あなた方の夫になる」「わたしがあなた方の背信をいやす。」「罪をぬぐい去ってくださる。」「祝福して、邪悪な生活から立ち返らせてくださる」

叱らないばかりか、主ご自身が、癒し、赦し、聖め、祝福し、正しい生き方ができるよう助けてくださる、とまで約束してくださっているのですから、恐れないで、心を固くしないで、主の元に行きましょう。

さて、何を悔い改めるか、というタイトルにしましたが、一つ一つの罪を悔い改めることは大切です。不品行、陰口、不正、妬み、人のものを欲しがる、人を見下す、だます、神様以外のもの(お金や、人間などを含む偶像)を拝んだり恐れたりそれに支配されたりする…。小さなことから大きなことまで、心のとがめを感じることがあれば、その一つ一つを悔い改めましょう。

しかし、実は、もっと悔い改めなければならないことがあります。

ある製品に欠陥があったとします。その原因が、製品の部品を作る工場の型の欠陥であったり、もっとさかのぼって製品の設計そのものにミスがあったとしたら、どんなに欠陥製品を回収して修理しても、その不具合のある型で作る限り、あるいは、その設計を直さない限り、また欠陥製品が生産されてしまいます。

もし、私たちの中から罪がいつも出てくるなら、私たちが今誰の声を聞いているか、ということに問題があるのかもしれません。

水の上を歩き始めたものの、風を見てこわくなり沈みかけてしまったペテロの話がありますが、ペテロは、主から目を離して、風を見ただけでなく、「来なさい」と聞いた主の声よりも、「この風、波が現実だ!この現実の中で、お前は溺れて死ぬんだ!」と聞こえてきた声を、強く受け入れてしまったのかもしれません。

私たちは、真理の言葉である聖書を読んで、聞いて、真理の御霊である聖霊に助けられて、そこに書かれている主の約束を信じます。信じて、その信仰に従って行動を開始します。

しかし、人や、自分自身、状況などを見て、その時、聞こえてくる、真理ではない声を受け入れ始めてしまう時、主の声、主の言葉を忘れて、悪い現状に圧倒されたり、悪い結果を想像したり、恐れたり、心配したりしてしまいます。

麻薬、お酒、ギャンブル、買い物、ゲーム、インターネットなどの中毒になる状態があります。強い中毒性のある麻薬やギャンブルの場合は、その近くに行くこと自体が危険なことなのかもしれませんが、買い物や、食べ物、インターネット、ガーデニングやスポーツ、釣りなどの趣味、など、日常生活と切り離せないようなものでも、中毒になることがあるというのはどういうわけでしょうか。

ある人から、人は、インターネットを使っているから、お酒を飲んだから、甘いお菓子を食べたから、それらの中毒になるのではなく、心の中に、孤独や虚しさ、恐れ、不安、ストレスがあるので、その空っぽな気持ちを満たし、その恐れや不安を紛らわすため、そのストレスを発散させるために、上記のものに逃げ続け、中毒になってしまうのだと聞いたことがあります。

今日自分が戦っている罪があるでしょうか。

悔い改めのチャレンジの中、ひとつひとつの罪を悔い改めると同時に、その元になっている罪を、主に教えていただいて、それを悔い改め、罪の束縛の根っこから、解放されていきましょう。

■A:考えてみよう
自分という工場から悪い製品が生産・発送されてるだろうか?
自分という木から、まずい実は結ばれているだろうか?
もしそうだとしたら、自分は誰の声を聞いているのだろうか?平安、確信を与える良き羊飼いの声を聞いているだろうか?恐れや不安、偽りを吹き込む蛇の声を聞いているだろうか?
今日私が行くべきところはどこだろう?
どこに行って誰の声を聞くべきだろう?

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ともこ 】

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