■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き1章8節

★しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。

■O:今日のコラム
今日のみことばは、特にペンテコステ派の方は大好きなみことばになるのではないかと思います。ここでの「力」の原語は「デュナミス」というギリシャ語で、ダイナマイトの語源になっているものです。私たちは聖霊を受けるとき、爆発的な力となり、証人となります。これは、一体どういうことでしょうか。

「力を受ける」というと、何かスーパーマンのようになれると考えてしまうかもしれませんが、みことばはそのように言ってはいません。この事を理解するには、ルカの福音書から紐解いていかなければなりません。なぜなら、ルカの福音書も使徒の働きも同じルカによって書かれたものであり、これらはつながっている書簡だからです。

使徒の働きには「力を受け、証人になる」とありますが、一体何の証人なのでしょうか。もちろん、イエス・キリストの証人ですが、ルカの福音書の24章45節~48節にはこのように書かれています。

「そこで、イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、こう言われた。『次のように書いてあります。キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。あなたがたは、これらのことの証人です。 」

ルカの福音書にかかれている大宣教命令です。ここではイエス・キリストの証人となると共に、「悔い改め」の証人になることが書かれています。証人ということは、その事を経験して初めて証人となることができます。ですから、私たちは悔い改めを体験し、悔い改めの実を結ぶまでこれを続けていかなければなりません。

福音書はイエス・キリストの誕生の後、悔い改めが宣べ伝えられ、そこに救いがもたらされます。

もし、私たちが罪を持ったままだったらどうでしょうか。私たちの行先は永遠の滅びになってしまいます。しかし、人はなかなか自ら悔い改めへと進みたがらない性質があります。しかし、罪の性質を持っていてはキリストの花嫁としてきよくなることができません。それを助けてくださるのが御霊の力、デュナミスの力です。

爆発的な力によって永遠の死に向かってしまう罪の性質から、永遠のいのちに方向転換されるのです!ハレルヤ!これが力を受ける理由です。

もちろん、イエス様を心で信じ、口で告白するなら救われ、天の御国に入ることが許されます。しかし、それは救いの入り口であり、救いは達成していくものです(ピリピ2章12節参照)。

自分の中の内なる人に刻まれたたましいの傷、罪の性質をみことばの光によって照らし出され、明らかにされ、それを十字架の前に持っていくなら、私たちの高い山は削られ、低い谷は埋められ、曲がりくねった道は真っ直ぐにされ、主の通られる道が備えられます。

今日もみことばを心に刻み、そのみことばによって内なる人を御霊の働きによって殺していただき、御霊のデュナミスの力によって、天の御国の入り口である悔い改めへと導かれていきましょう。

■A:考えてみよう
毎日悔い改めているだろうか?その悔い改めは単なる後悔になっていないだろうか?悔い改めが単なる呪文のような繰り返しのことばになっていないだろうか?

神の慈愛が悔い改めへと導きます。悔い改めは苦しいものではなく、嫌なものでもなく、私たちを永遠のいのちへと導く神の御心への方向転換です。しかし、これは人の力ではできません。御霊の為せる御業です。

みことばを心に刻み、聖霊様の力を受け、今日も喜びのうちに悔い改めていきましょう。

■P:祈り
愛する天のお父さん、この小さき者に悔い改めの道を開いてくださっていることを感謝します。今日もみことばの光に照らされて、私の罪の性質が明らかにされたことを感謝します。私の中にいまだに残る罪の性質を素直に認めます。そして、それを御霊の力によって十字架の前に差し出します。
イエス様の来られる道を塞いでいたのは私の罪であることを認めます。赦してください。どうか、私をイエス様の血潮によって洗いきよめ、キリストの花嫁にふさわしいものとしてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。

【 しゅん 】

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