■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第二6章6~7節

★こうして彼らがナコンの打ち場まで来たとき、ウザは神の箱に手を伸ばして、それを押さえた。牛がそれをひっくり返しそうになったからである。すると、主の怒りがウザに向かって燃え上がり、神は、その不敬の罪のために、彼をその場で打たれたので、彼は神の箱のかたわらのその場で死んだ。

■O:今日のコラム
ダビデの幕屋が建て直される光景が描かれています。ダビデの幕屋が建て直されることは、現代の私たちとって重要なことです。

使徒15章を見ると初代教会で異邦人が救われ始めた時に、ヤコブがアモスの預言を引用して「『ダビデの幕屋が建て直されるときに全ての異邦人が救われる』と書いてある通りです。」と宣言していますから、初代教会はダビデの幕屋の性質をもった教会であったことが分かります。現代の教会にダビデの幕屋としての性質が更に回復しますように。

ダビデの幕屋の回復は、ダビデの燃え上がるような神に対する情熱から始まっていきました。何としても主の臨在の象徴である契約の箱を取り戻そうと3万の精鋭を集め牛車で運び上ろうとしました。しかし、この方法は正しい方法ではありませんでした。箴言にはこうあります。

「熱心だけで知識のないのはよくない。急ぎ足の者はつまずく。」(箴言19:2)

熱心さがいけないのではありません。生気のない喜びのない表情の3万人の集団が契約の運ぶのなら、やはり主は喜ばれないでしょう。熱心さが正しい知識に沿って解き放たれることが大切なのです。ダビデは、この時はつまずきましたが、次には正しい知識を得、見事に契約の箱を運び込み、ダビデの幕屋を建て上げていったのです。

現代では、私たち自身が神の宮であり、ダビデの幕屋です。その宮が建て上げるためにも愛の情熱がまず必要です。そしてそれだけではつまずいてしまうので、正しい知識が必要です。愛の情熱をもって真理に歩むことが大切です。

父が求めておられるのは、霊とまこと(真理)の礼拝、心からの礼拝とともに真理による礼拝です。

心から湧き上がる情熱を大切にしましょう。そしてそれを真理に従わせて解き放つとき、神のご計画は大きく前進するのです。キリストにあっては、愛によって働く信仰(忠実とも訳せます)だけが大切なのです。

■A:考えてみよう
主が与えてくださる情熱を受け取りましょう。
霊に燃え、主に仕えるために異言の祈りと悔い改めは特に重要です。そしてその情熱をもって、喜びをもって真理に歩みましょう。

■P:祈り
あなたが私の源、私の力です。あなたを慕い求めます。そしてあなたの御心を行う情熱をあらたにしてください。私の願うようにではなく、あなたの願われることが私を通して成し遂げられますように。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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