■S:今日の聖書の言葉
詩篇150篇6節
★アーメン。ハレルヤ
■O:今日のコラム
「ハレルヤ」という言葉は勝利の叫びであり、詩篇や黙示録において非常に高い領域の賛美の叫びです。どんな道においても極めれば極める程、とてもシンプルになっていきます。賛美も天において最高潮に高まった時、多くの言葉を述べるのではなく「アーメン。ハレルヤ」(黙示録19:4)という言葉で賛美が捧げられています。
詩篇は全部で5巻からなる書簡です。その巻ごとに最後はどのような言葉で閉じられているのか見てみましょう。
第一巻 詩篇1篇~41篇
最後の言葉
「ほむべきかな。イスラエルの神、主。とこしえから、とこしえまで。アーメン。アーメン。」(詩篇41篇13節)
第二巻 詩篇42篇~72篇
最後の言葉
「とこしえに、ほむべきかな。その栄光の御名。その栄光は地にみちわたれ。アーメン。アーメン。エッサイの子ダビデの祈りは終わった。」(詩篇72:19~20)
第三巻 詩篇73篇~89篇
最後の言葉
「ほむべきかな。主。とこしえまでも。アーメン。アーメン。」(詩篇89篇52節)
第四巻 詩篇90篇~106篇
最後の言葉
「ほむべきかな。イスラエルの神、主。とこしえから、とこしえまで。すべての民が、『アーメン』と言え。ハレルヤ。」(詩篇106篇48節)
第五巻 詩篇107篇~150篇
最後の言葉
「息のあるものはみな、主をほめたたえよ。ハレルヤ。」(詩篇150篇6節)
このようにして見ると詩篇は全ての巻が「アーメン」か「ハレルヤ」で閉じていることが分かります。「アーメン。ハレルヤ」という賛美の宣言は、主の約束の完成を告げ、主の勝利を高らかに歌う言葉なのです。
とてもシンプルな宣言ですが、詩篇を朗読して「アーメン。アーメン。」と告白してひれ伏して礼拝を捧げ、また「ハレルヤ。」と声を上げて主を褒め称える時、詩篇の中に秘められている豊かな霊性が解き放たれて行くのです。
■A:考えてみよう
日々の生活の中で詩篇の朗読による礼拝を続けてまいりましょう。それは初代教会の礼拝の霊性の一つをこの時代に回復することとなります。
「詩(詩篇)と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。」(エペソ5:19)
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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