■S:今日の聖書の言葉
詩篇148編13~14節
★彼らに主の名をほめたたえさせよ。主の御名だけがあがめられ、その威光は地と天の上にあるからだ。
主は、その民の角を上げられた。主のすべての聖徒たち、主の近くにいる民、イスラエルの子らの賛美を。ハレルヤ。
■O:今日のコラム
詩篇の146篇から、最後の150篇までは、ハレルヤの詩篇と言われます。150篇の詩篇のクライマックスは、神様をほめたたえる最高の賛美の言葉、「ハレルヤ」で始まり、「ハレルヤ」で終わる詩篇です。
また、詩篇は神のみおしえであるトーラー(モーセ五書:創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記)に応えるものであると言われています。トーラーも詩篇も共に5つの書簡から成り立っています。
今日の聖書箇所に当たるトーラーの箇所は申命記31章1節から32章の4節あたりまでです。この箇所では、モーセの死と、次の世代のヨシュアが立てられる場面が書かれています。そして、申命記32章1節にはこのように書かれています。
「天よ。耳を傾けよ。私は語ろう。地よ。聞け。私の口のことばを」
また、詩篇148篇1節には「ハレルヤ。天において主をほめたたえよ。いと高き所で主をほめたたえよ。」と書かれており、7節には「地において主をほめたたえよ。海の巨獣よ。すべての淵よ。」と書かれています。共に天と地に関して書かれています。
この天と地をつなぐのは誰の役割でしょうか。それは、私たちであることを信じます。
「神は仰せられた。「大空が水の真っただ中にあれ。水と水との間に区別があれ。」(創世記1:6)
大空は私たち人に例えられ、水は真理、つまりみことばに例えられます。上の水と下の水の真っ只中に立つのが私たちです。天と地をつなぐのは、王であり祭司である私たちの役割です。
その鍵は「主の御名をほめたたえる」事です。今日のみことばの箇所の「彼らに主の名をほめたたえさせよ。主の御名だけがあがめられ、その威光は地と天の上にあるからだ。」というとおりです。
サタンの支配にあるこの世において、全地全能の神様のお名前をほめたたえられることは、私たちに与えられた特権です。この地上で主をほめたたえることが、やがて天で永遠という時間をもって神様の素晴らしさをほめたたえることにつながっていきます。
■A:考えてみよう
ハレルヤ。これは「神様を自慢する、誇る」という意味です。みなさんはどれくらいの表現をもって神様の素晴らしさを自慢し、誇ることができますか?
私の好きな賛美でマット・レッドマンのTen Thousand Reason(1万の理由)という賛美があります。その歌詞の中で「あなたをたたえる理由なら、幾千万も見つかる」というものがあります。皆さんは神様の素晴らしさを聖書の中から幾千万も語ることができるでしょうか。神様のお名前、また、神様のご性質をみことばの中から聖霊様によって教えていただきましょう。
必要なら、「神様のお名前、ご性質ノート」を用意して、そこに聖書の箇所と神様のご性質を記録し、それをいつも宣言すると良いでしょう。そうしていくうちに、神様のことをある決まった方向からしか見えない見方から、更に深い関係で開かれていく見方に変えられていくでしょう。
たとえば、「神様は裁き主」というとき、私たちは神様は恐ろしい存在だと感じるかもしれませんが、神様との関係が深くなっていくなら、「私を間違った方向からみことばが示す正しい方向に導くために、今日、私をさばいてくださる主はほむべきかな!」というものへと変えられていくはずです。
さあ、神様をほめたたえる幾千万もの理由をみことばから探し、実際にそれを声に出して宣言していきましょう。
■P:祈り
愛する天のお父さん、あなたの素晴らしさはことばに表すことができません。あなたの偉大さを表現するのに私には限界があります。しかし、今持てる最大の表現で主を誇ります。あらゆる知性を尽くし、心を尽くし、また、この体をもってしてもあなたをほめたたえます。イエス様がいのちをかけて私を愛してくださったから、私もいのちをかけてあなたを愛します。
イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。
【 しゅん 】
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