■S:今日の聖書の言葉
テサロニケ人への手紙第二2章3~4節

★だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないからです。彼は、すべて神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに反抗し、その上に自分を高く上げ、神の宮の中に座を設け、自分こそ神であると宣言します。

■O:今日のコラム
集会に参加して、そこにいた方の口から「今日の賛美はイマイチだった」「メッセージがつまらなかった」などど聞くと、心がざわつくのを感じます。それは礼拝を受けに来ているのだなぁと感じるからです。もちろん集会では恵みを受けるべきです。しかし礼拝は受けるものではなく、捧げるものです。

終わりの時代には反キリストが現れるのですが、彼の性質は礼拝を受ける者となろうとすることです。これはまさに賛美長であったルシファーの性質なのです。主はルシファーに栄光に満ちた立場を与えたのですが、彼はその栄光を我が物にしようとしたのです。

私たちもこの世にあって、名声、名誉を受けようとしてはいないでしょうか?確かに私たちは、この地上で栄光、栄誉を受けるとは思います。本当にそうなることを願います。しかしそれは全て主に捧げるためにあるのです。この地上での評価、評判を自分のものとしてはなりません。

イエス様も地上では、悪評もありましたが、良い評価、栄誉も受けていました。しかし十字架にかかられた時にはその全てを失いました。全ての栄光を父にお返ししたのです。

「ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられました。人としての性質をもって現れ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました。」(ピリピ2:7~8)

「その六十二週の後、油そそがれた者は断たれ、彼には何も残らない。やがて来たるべき君主の民が町と聖所を破壊する。その終わりには洪水が起こり、その終わりまで戦いが続いて、荒廃が定められている。」(ダニエル9:26)

この世の栄誉、名誉のために生きるとき、私たちは束縛されていきます。良い評価にために生きることは、初めは楽しいのですがだんだんとプレッシャーになっていき自分自身を滅ぼしていくでしょう。人からの評判を得ようと生きるなら束縛の中にあるので、真理を悟ることができません。以下の聖句でも人の顔色を恐れていた律法学者たちは、主から真理を教えてもらえませんでした。

「そこでイエスは彼らに言われた。『一言尋ねますから、それに答えなさい。そうすれば、わたしも、何の権威によってこれらのことをしているかを、話しましょう。ヨハネのバプテスマは、天から来たのですか、人から出たのですか。答えなさい。』
すると、彼らは、こう言いながら、互いに論じ合った。『もし、天から、と言えば、それならなぜ、彼を信じなかったかと言うだろう。
だからといって、人から、と言ってよいだろうか。』--彼らは群衆を恐れていたのである。というのは、人々がみな、ヨハネは確かに預言者だと思っていたからである。
そこで彼らは、イエスに答えて、『わかりません』と言った。そこでイエスは彼らに、『わたしも、何の権威によってこれらのことをするのか、あなたがたに話すまい』と言われた。」(マルコ11:29~33)

ガラテヤ書でもペテロが割礼派の顔色を伺うようになって真理を偽った行動をとるようになった、とあります。もちろん人を愛し、礼儀に反することをしてはなりません。しかし顔色を恐れ、人からの栄誉を求めるような生き方、礼拝を受けたいというような生き方をしてはなりません。

■A:考えてみよう
・全ての良い評判は主のものであって、自分のものではないことを悟ろう。
・地上での栄誉のために生きるのではなく、ただ主に栄光を捧げ、主の栄光のために生きよう。
・全ての栄誉を神に捧げ切ったイエス様を覚えよう。
・人からの礼拝を受ける者ではなく、ひたすら主に礼拝を捧げる者となろう。

■P:祈り
無面目は私のもの、栄光は主のものです。好評を受けることも、悪評を受けることもありますが、その全てを主にお捧げいたします。この地上には何の記念碑もいりません。ただあなたから「良くやった。良い忠実なしもべだ」という評価をいただきたいのです。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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