■S:今日の聖書の言葉
テサロニケ人への手紙第一2章7節

★それどころか、あなたがたの間で、母がその子どもたちを養い育てるように、優しくふるまいました。

11節

★また、ご承知のとおり、私たちは父がその子どもに対してするように、あなたがたひとりひとりに、

■O:今日のコラム
パウロたちがテサロニケ教会をケアするとき、その態度は父のようであり、母のようであったとあります。私たちの霊的な子孫に対してどのようにあるべきなのか?を学ばされる箇所です。それは父のように、母のようになのです。

私にも実際の子どもがいるのですが、子どもに願うことは真理のうちに歩み、キリストの似姿に成長して欲しいということです。それは霊的な子孫に対しても同じです。そのために励ましたり慰めたり、証(原語ではこちらが近いと思います)したりします。自分自身、彼らに対してますます父として、母としての関わり方ができるようになりたいと思っています。励ましなのは、誰も父として十分な能力と知識、経験があって父になる人はいないということです。子を持って初めて父となり、子を養うことによって父として成長するのです。

終わりの時代にはエリヤの油注ぎが解き放たれますが、この油注ぎには父たちの心が子に向けられる力があります。霊的なリーダーたちがエリヤの油注ぎを受け、父として、母として霊的な子孫に心を向けることができるようになっていけますように。

そしてもう一つ親の役割として大事な役目があります。それは子のためにとりなし祈ることです。ガラテヤ人への手紙でパウロはこう記しています。

「私の子どもたちよ。あなたがたのうちにキリストが形造られるまで、私は再びあなたがたのために産みの苦しみをしています。」(ガラテヤ4:19)

産みの苦しみとありますが、ここでいう子どもたちは既に生まれているのでは?と思うかもしれません。しかし、既に新生したクリスチャンの中に新しい創造のわざがなされ、栄光から栄光に造り変えられることには産みの苦しみが必要であると言っているのです。

イスラエル国家でさえも1948年に再び生み出されましたが、そのためには1945年まで続いた600万人のユダヤ人が虐殺されるホロコーストという産みの苦しみがありました。ホロコーストはイスラエル国家に対する十字架だったのです。イエス様も十字架という産みの苦しみをもって教会を生み出し、ご自身も栄光のからだに生まれ変わったのです。

私たちが苦しむときに天の父も共に苦しんでおられます。同じように私たちもこの地上で霊的な子孫に対して産みの苦しみをし、とりなし祈ることは大切なことなのです。

■A:考えてみよう
霊的な子孫のために父の心、母の心をもとう。そしてその人が栄光によみがえるために、産みの苦しみをしとりなし祈ろう。

■P:祈り
~さんが問題や葛藤の中にあっても、あなたの道を選び続け、歩み続けることができるように恵みと憐れみを豊かに注いてくださる主に感謝を捧げます。~さんが真理のうちを歩み困難を乗り越えて栄光によみがえりますように。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

カテゴリー: マナメール

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