■S:今日の聖書の言葉
詩篇125篇1,2節
★主に信頼する人々はシオンの山のようだ。ゆるぐことなく、とこしえにながらえる。山々がエルサレムを取り囲むように、主は御民を今よりとこしえまでも囲まれる。
マルコによる福音書6章7節
★また、十二弟子を呼び、ふたりずつ遣わし始め、彼らに汚れた霊を追い出す権威をお与えになった。
■O:今日のコラム
信仰を持つ者、神を信じ、神に信頼する者にだけ与えられるものがあります。それは「権威」です。イエス様は12弟子を遣わす時に、こう言われました。
「また、彼らにこう命じられた。『旅のためには、杖一本のほかは、何も持って行ってはいけません。パンも、袋も、胴巻に金も持って行ってはいけません。くつは、はきなさい。しかし二枚の下着を着てはいけません。』」(マルコ6:8,9)
イエス様は弟子たちを、お金も食べ物も持たずに宣教に行くようにと、命じられました。弟子たちは、主だけにしか頼るものが無い、そのような状態で遣わされたのです。肉の目に見える支え、地上における頼りが無くなる時に、本当に信頼すべきお方の揺るぎなさを体験します。本当の意味での、神様との信頼関係を築くことができるでしょう。
弟子たちがイエス様のことばに従い、父なる神に全信頼を置いて出て行った時、彼に与えられたものは、悪しき力を制する権威でした。
私たちが、この地上のどんな事柄であっても、神様以外のものに信頼することを捨てて、ただ、神様のみことばに従う歩み、父なる神にのみ信頼する歩みを選ぶ時に、ただお一人揺るぎないお方に信頼することの安心さを知ることが出来ます。また、主はご自分に信頼する者たちに更なる権威、王である祭司としての権威、治める権威を与えてくださいます。
神様以外のものに頼ることを捨てて、敢えて主にしか頼るものがない道を選べば選ぶほど、私たちの信仰は引き上げられます。また、「主以外のものに頼る気はありません」という信仰、そのような生き方をする時に、主はすべての状況を治める権威を与えて下さると信じます!
詩篇125篇にあるように、不動の山々がエルサレムを囲んでいるように、山々よりも不動のお方、変わらないお方が私たちを囲んで下さっています。そのお方に、私たちの全信頼を置く生き方をしていきましょう!
■A:考えてみよう
神様以外のもので、自分が「実はこれがないと困る」と内心思っているものはなんだろう。経済だろうか、住まいだろうか、所有物だろうか、人間関係だろうか、地位だろうか、人の評価だろうか。
もし、それを「明け渡しなさい」と言われた時に、自分は不安になることはないだろうか?喜んで、手放せるだろうか?自分が頼りにしているものが、なくなっても「主がおられるから大丈夫!」と言えるだろうか?
■P:祈り
愛する主よ。あなたが私の周りを取り囲む盾であることを感謝します。「あなたを信じます。」といいながら、自分の努力で安全を確保していたことを赦してください。あなた以外に私が安心をおいているものがあるのであれば、それをどうぞ示し教えてください。移りゆくこの世の何かではなく、とこしえに変わらないお方だけに、私がますます信頼を置くことができますように。そのことを通して、御名の権威により益々治める者とならせてください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 みちる 】
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