■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第一23章1～5節
★その後、ダビデに次のような知らせがあった。「今、ペリシテ人がケイラを攻めて、打ち場を略奪しています。」
そこでダビデは主に伺って言った。「私が行って、このペリシテ人を打つべきでしょうか。」主はダビデに仰せられた。「行け。ペリシテ人を打ち、ケイラを救え。」
しかし、ダビデの部下は彼に言った。「ご覧のとおり、私たちは、ここユダにいてさえ、恐れているのに、ケイラのペリシテ人の陣地に向かって行けるでしょうか。」
ダビデはもう一度、主に伺った。すると主は答えて言われた。「さあ、ケイラに下って行け。わたしがペリシテ人をあなたの手に渡すから。」
ダビデとその部下はケイラに行き、ペリシテ人と戦い、彼らの家畜を連れ去り、ペリシテ人を打って大損害を与えた。こうしてダビデはケイラの住民を救った。
■O:今日のコラム
恐れのある愛はまだ不完全さを残しています。しかしそれでも愛することを選び取り一歩踏み出すとき、私たちは成長していき、愛は成長していきます。
ダビデの群れは、アドラムの洞穴に集まったが、まだ戦ったことがありませんでした。そして恐れおののいている部分を抱えていました。しかし主は、それでも戦いに行け、とダビデに語りかけました。そしてこのような勝利がダビデたちを強めていきました。
私たちにとって戦いとは、真理に歩むことであり、愛をもって主に従うことです。愛によって私たちは成長していきます。だからいつでも愛にあって奮い起ちましょう。恐れは締め出されていき、成長していけるのです。
完全だから愛せるのではありません。愛することを選びとっていく中で完全にされていくのです。
■A：考えてみよう
自分の状態が人と比べて弱い、小さいなどと恐れて戦うこと、愛することを諦めてはいけません。小さくでも愛によって行動する中で成長していけることを信じましょう。愛は人を建てあげるのです。
人を犠牲にして自分を建てあげるのではなく、愛は自分も、隣人をも同時に建てあげていけることを信じましょう。愛によって行動する一つひとつは決して無駄にはならないことを信じましょう。
■P：祈り
主よ。私の恐れを委ねます。もはや私が生きるのではなく、私を愛し、私のためにご自身をお捨てになられたイエス様が私の中に生きているのです。主が愛によって行動させてくださることを感謝します。また、愛によって行動した一つひとつは決して無駄にはならないことを信じます。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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