■S:今日の聖書の言葉
詩篇119篇59節

★私は、自分の道を顧みて、あなたのさとしのほうへ私の足を向けました。

■O:今日のコラム
詩篇の119篇には「道」ということばが多く出てくるように感じます。私たちの日々の一歩一歩、毎日の歩みが積み重なって、私たちの人生の「道」となることを覚えます。

今年も残すところ、あと数日となりましたが、皆さんにとって、今年はどのような年だったでしょうか?この一年の皆さんの「道」のりはどのようなものだったでしょうか?

最近、チャーチスクールの子どもたちのクリスマス礼拝の発表を見て、しみじみと成長を感じていました。子どもの成長にしても、内なる人、人格の成長にしても、それらは一日にして成らずです。地道な毎日の積み重ねがなければ、人の成長はありません。

たとえ、その日が派手で大きな奇跡を見る日ではなかったとしても、また、たとえその日が昨日となんら変化が見えない日であったとしても、「今日」という日を、成長することを目指して忠実に、また誠実に歩む時、その長い道のりの先には、内なる人の完成、キリストの身丈にまで達する、というゴールが待っていると信じます。

今年は講壇から何度もみことばの朗読、みことばを愛することをチャレンジされた年だったと思います。その呼びかけに応じた皆さんの内には、今年、一年、愛した分のみことばが蓄えられていると信じます。

みことばの朗読を始めた頃は、果てしなく長く感じた聖書通読の道のりでしたが、ここにきて、自分の心にみことばが以前にも増して刻まれていることを感じているのではないでしょうか?聖書通読一つとっても、日々の積み重ねの大切さと尊さを感じます。

「そういうわけですから、愛する人たち、いつも従順であったように、私がいるときだけでなく、私のいない今はなおさら、恐れおののいて自分の救いの達成に努めなさい。」(ピリピ2:12)

「イエス様の血潮の力を宣言する祈り」の本の著者であるアテフ先生が、以前この聖句について教えて下さいました。この『恐れおののいて自分の救いの達成に努める。』とは、一歩一歩自分の歩みを振り返りながら、『この一歩は、間違っていないだろうか。この一歩は神の御心にかなっているだろうか。』と注意深く、誠実に進むことである、と教えて下さいました。

私たちは、日々、神の御心にかなっているかどうかを、注意深く、丁寧に、一日一日を大切に生きていく必要があります。

私の周りには来年結婚を控えている姉妹たちがいます。彼女たちは、ウェディングドレスをより美しく着るために、それぞれ気を使っています。日焼けの跡が消えるようにであったり、ダイエットであったり、肌の調子を整えるであったり、何かしらのケアや努力をしています。

彼女たちは、結婚式の日が恐ろしいから、そのような努力をしているのでしょうか?違います。それとも、もっと、花婿に愛されたいからでしょうか?それも、少しはあるかも知れません。けれども、彼女たちはそれぞれ花婿なる兄弟たちに充分に愛されており、更に愛を獲得しようとしているわけでもありません。

彼女たちが自分自身を聖く保ち、より美しく成長するようにと努力している理由、それは花婿への愛です。結婚式に、花嫁が美しい姿で望むなら、その時、誰が栄誉を受けるでしょうか?花嫁が聖く美しい時、栄誉を受けるのは花婿なのです。

私たちはキリストの再臨を恐れるがゆえに、聖さを保ち、整えられ、成長をめざすのではありません。恐れが動機であるならば、それは長続きしないでしょう。花婿への愛が、動機であるべきです。花嫁なる教会が、より美しく聖く整えられる時、栄光を受けられるお方、それは花婿なるイエス・キリストです。

私たちの毎日は、まるで結婚式を控えている花嫁のようなものです。私たちは日々の歩みを通して、ますます聖なる者とされることを目指し、みことばと御霊と子羊の血潮によって、聖められることを求めていきましょう。花嫁なる教会が、聖く美しく成長するなら、花婿なる主が栄光をお受けになるからです!

■A:考えてみよう
「来年から心機一転始めよう!」ではなく、是非、今日から祈りとみことばをもって、身を整えていきましょう。この地上の結婚式と違って、花婿が迎えに来られるのがいつなのか、私たちには分からないのですから。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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