■S:今日の聖書の言葉
詩篇108篇13節

★神によって、私たちは力ある働きをします。神が私たちの敵を踏みつけられます。

■O:今日のコラム
シャバットシャローム。私たちの中に安息がありますように。

今日の詩篇はダビデの賛歌でした。ダビデ王の時代、全地は主の統治がなされていたので、平安であり、安全でした。しかしながら、ダビデは戦って地を占領しなければならない時代もあり、その戦いに出る度に主に伺いを立てていたことがわかります。

実際に私たちは、肉の戦いをすることはないでしょう。では、旧約聖書から学ぶことがあるのでしょうか?ダビデがしたこと、また戦いの勇士たちがしたことは、間違いであったのでしょうか?

そんなことはありません。私たちにも「戦い」があります。それをしなければ、ダビデ王の後半時代のような平安が治めることはなく、ソロモン時代のような繁栄の時代もありません。

「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗闇の世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」(エペソ6:12)

エペソの手紙には私たちの格闘は血肉に対するものではない!と断言しています。私たちの戦いの領地、それは、私たち自身の内なる領地であることがわかります。

このエペソの6章で最終的に戦いについて話していると思いますが、エペソの1章からは、花嫁である教会がどのように整えられなければならないか、どのように整うことができるのかということが語られています。

私たちの内なる人は、ただ抽象的に良くなっていくのではなく、具体的に訓練され、その実が外側にまであらわされるようになるのです。それが私たちの「戦い」でもあり、御霊により、御言葉により内なる土地が主に返されていかなければならないのです。

実際のエルサレムをエブス人、つまり高ぶる者から勝ち取ったのは誰でしょうか?それがダビデです。へりくだり、へりくだり、主の言われることに従う者であった時に、ヨシュアでさえも勝ち取れなかったエルサレムを勝ち取っていきました。

どのようにダビデは勝ち取っていったのか。ダビデが書いた詩篇をみると少し答えがわかるでしょう!ダビデの賛美する詩篇には「主をほめたたえる」「主が何者であるかの宣言」、まず主ご自身のご性質を見つめていることがわかります。

私たちが自分自身の弱さや足りなさを主に訴える祈りはとても大切ですが、ダビデは多くの詩篇で、まず主ご自身のご性質を見つめて賛美しています。

主をほめたたえることは、私たちの戦いに非常に大切なことです。主を賛美することは、自分の思いや感情を言い表す前に、主がどのようなお方なのかに心を向けると同時に、王座に主をお迎えする行為だからです。

主が心の王座に座られる時、サレムの王、平和の王が治めてくださいます。私たちのエルサレムには誰がいるでしょうか?敵である高ぶりか、それとも「自分」という頑固さか、それとも「サレムの王」なのか。

戦いが起きた時にまず主を誉めたたえましょう!主に感謝をすることは良いことです!

■A:考えてみよう
私たちの内にはまだまだ取り返さなければならない領域がたくさんあります。隠れている自我や、プライド、弱さに隠された高慢の心、中心にはいつも「自分」がいるのを認めます。

ダビデがした最初に、主を賛美する、自分の弱さを、状況を素直に主に持っていくと同時に、主は必ず変えてくださることを覚えて感謝します!

みことばが具体的に私たちの内なる人を造り変えてくださることを覚えましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あはごん 】

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