■S:今日の聖書の言葉
詩篇100篇3節
★知れ。主こそ神。主が、私たちを造られた。私たちは主のもの、主の民、その牧場の羊である。
■O:今日のコラム
主を知ることは偉大な悟りです。人生においては様々な不足や必要、行き詰まりや葛藤、試練や困難、戦いや誘惑を経験することがあります。その様な時、自分の持てるものや、状況、自己の内に答えや解決を探そうとしますが、良き解決を見つけることは出来ません。まことの答えは、私たちの主にこそあります。
詩篇100篇の作者は「知れ。主こそ神。主が、私たちを造られた。」と言っています。天地を造られた神が私たちの主です。主と言うことは、このお方が私たちの人生の全ての責任と権限をお持ちなのです。それであるなら何を恐れ、何を心配する必要がありましょうか。
私たちを造られた方は、私たちのことを最も良く知っておられます。信仰とはこの主に私たちの望みを置くことであり、救いとは良き大牧者イエス様を私の主として心の王座にお迎えすることです。
このお方の神としての偉大さと栄光、真実さと誠実さ、麗しさと聖さ、主がどの様なお方であるかを知れば知るほど、私自身がこの主にあって何者であるかを知るようになります。詩篇の作者は自分自身の身分を三つの言葉で述べています。
(1)私たちは主のもの
主イエス・キリストの十字架によって、私たちは主のものとされました。主の所有の中にいます。もはや罪や肉が支配するものではなく、主が私の王となったのです。
「このように、あなたがたも、自分は罪に対しては死んだ者であり、神に対してはキリスト・イエスにあって生きた者だと、思いなさい。 」(ローマ6:11)
私の霊、魂、肉体の全ては主のものです。
(2)主の民
私たちは救いの恵みを受けると同時に、神の国を受け継ぐ相続者、主の民とされる特権を受けました。
どの国においても国民が、国からの守りと供給を受ける為には、その国の法律を守る必要があります。私たちも主の民として霊的権威を持ち、約束を所有し、正しく治め、祝福の道を歩んで行く為には、主の御言葉を守り、主の戒めに聞き従う必要があります。
「私は、きょう、あなたがたに対して天と地とを、証人に立てる。私は、いのちと死、祝福とのろいを、あなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。あなたもあなたの子孫も生き、あなたの神、主を愛し、御声に聞き従い、主にすがるためだ。確かに主はあなたのいのちであり、あなたは主が、あなたの先祖、アブラハム、イサク、ヤコブに与えると誓われた地で、長く生きて住む。」(申命記30:19～20)
(3)その牧場の羊
羊は牧者の声に従って従順に歩んだ時、牧場へと導かれ、豊かな供給と溢れる命を味わうことが出来ます。
私たちも大牧者なるイエス様の声に聞き従うことによってのみ、この罪と悪が充ちる悪い時代の中にあって、永遠の命の希望に満ち溢れて生きることが出来るのです。
「盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。」(ヨハネの福音書10:10～11)
神を知ることを日々、切に追い求め続けましょう。
■A：考えてみよう
「どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。 」(エペソ1:17)
この御言葉を朗読し、黙想して、今日も新たに主を知ることが出来るように、聖霊様を歓迎して祈りましょう。
■P：祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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