■S:今日の聖書の言葉
詩篇95篇1,2節
★さあ、主に向かって、喜び歌おう。われらの救いの岩に向かって、喜び叫ぼう。感謝の歌をもって、御前に進み行き、賛美の歌をもって、主に喜び叫ぼう。
■O:今日のコラム
先日、ある本を読んでいたときに家庭内暴力をふるう子どもに悩む夫婦の話が書かれていました。困り果てた夫婦は、カウンセリングを受け始め、その中で夫婦に対してカウンセラーから子どもへの感謝状を書いたらどうかとの提案がありました。
最初は、その夫婦は、子どもに困っていて相談にきたのであって、とても感謝を述べられる状況ではないと断ったものの、最終的には絞り出すような思いで感謝状を書くことになったようです。
最初に出てきたのは「あなたが物を投げてあまりに家の中を壊すから、余計な家具を買わなくて済み、節約になりました、ありがとう。」という子供に対して感謝なのか責めているのかわからない言葉でした。しかし、何度も何度も書き直しては、「あなたが身をもってこの家に対して問題提起を投げかけてくれたから、仕事をセーブして家族のために時間をとる必要があることがわかりました、ありがとう。」との言葉でした。
その言葉を書いた父親本人、また母親とカウンセラーまでがともに涙し、その感謝状を受け取った子どもも時を経て段々と変わっていったそうです。
今年もあっという間に12月となりました。この一か月も光のような速さで過ぎ去ってしまうかもしれませんが、今一度、渡すか渡さないは別として、感謝を言葉にして表現する時間をとってみたいと思いました。
■A:考えてみよう
今日の聖書の箇所である詩篇95篇は、バビロン捕囚から帰還した際の喜びの歌であるといわれています。
今年一年間もしくはこの瞬間が、そのような最高な年または時であるかは、個人個人異なり、感謝できることが一つもないと思う状況かもしれませんが、今年一年間の感謝状を主に書いてみませんか。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 れな 】
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