■S:今日の聖書の言葉
ヨハネによる福音書12章24節
★まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
■O:今日のコラム
イエス様はここで、ご自分を一粒の麦にたとえられました。
小学生の頃、私たちは理科で種の勉強をしたと思います。種というのは、土に蒔かれると種から根が出て、次に芽が出ます。その種がどんどん成長して行くと、種自体は養分を全て費やして、ただ種の形のみが残ります。しかし、その種から出てくる根や芽がどんどんどんどん成長して、穂が出るのであれば、その種は何百倍もの実を結ぶ事となるのです。
私たちは、死ねば終わりではないか、財産も、富も、健康も、名誉も、人生は死んだら終わると思ってしまうことはないでしょうか。しかし、イエス様は「死ねば、豊かな実を結びます。」と言われ、私たちのために十字架に架かられました。イエス様が十字架で私たちのために命をお捨てにならなかったら、イエス様の復活はありません。聖霊も臨んでいません。教会もありません。そして、この世で誰も救われてはいないのです。イエス様は、私たちに「死んでも生きる」その道を示し、私のように生きるようにと教えていると信じます。
困難や試練はあります。しかし、私たちはそのような中にあっても、イエス様だけに目を向け、身体を使って、心を使って、時間を使って人のためにイエス様の愛を伝えて行こうではありませんか。そうするのであれば、「わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいる所に、わたしに仕える者もいるべきです。もしわたしに仕えるなら、父はその人に報いてくださいます。」（ヨハネ12:26）と言っています。
私たちがイエス様に仕えるのであれば、イエス様のところに私たちもいて、父なる神様が私たちを報いてくださるのです。イエス様を信じ、イエス様と共に歩む者は、父なる神がその人を報いてくださいます。
イエス様の死は、この世界に蒔かれた一粒の麦でした。イエス様を信じる私たちは、このイエス様の生き方を模範として歩んで行こうではありませんか。
■A：考えてみよう
豊かな実を結ぶためには、自分はどうすればいいでしょう。
■P：祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 てる 】
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