■S:今日の聖書の言葉
ヨハネによる福音書11章42~45節

★わたしは、あなたがいつもわたしの願いを聞いてくださることを知っておりました。しかしわたしは、回りにいる群衆のために、この人々が、あなたがわたしをお遣わしになったことを信じるようになるために、こう申したのです。」そして、イエスはそう言われると、大声で叫ばれた。「ラザロよ。出て来なさい。」
すると、死んでいた人が、手と足を長い布で巻かれたままで出て来た。彼の顔は布切れで包まれていた。イエスは彼らに言われた。「ほどいてやって、帰らせなさい。」そこで、マリヤのところに来ていて、イエスがなさったことを見た多くのユダヤ人が、イエスを信じた。

■O:今日のコラム
イエス様はラザロをよみがえらせました。これはヨハネの福音書にある7つの奇跡の7番目と言われます。つまり重要な奇跡なのです。それは神は、死んだ者をよみがえらせることができるということです。

ラザロのよみがえりは、人々に対する証のためであるとイエス様を言われました。私たちもよみがえってイエス様の証人となるのです。ラザロは、イエス様の御声を聞いてよみがえりました。それには、まず御声を聞くことからです。

「まことに、まことに、あなたがたに告げます。死人が神の子の声を聞く時が来ます。今がその時です。そして、聞く者は生きるのです。」(ヨハネ5:25)

「初めに言葉があった」「信仰は聞くことから」…とあるように初めに言葉がなければ始まらないのです。私たちは、神の言葉を聞いて霊的によみがえり、この御言葉を成就させています。しかしそれはまだ部分的な成就なのです。私たちの中には眠っている(聖書は眠っていることを死んでいるということがあります。ヨハネ11:11~14節参照)領域があるのです。

私たちのたましいは、御言葉を聞いてよみがえるのです。私たちは神の子なのです。私たちは成長し、全ての領域が目覚めるなら、イエス様の似姿となるのです。

ラザロはよみがえり墓から出てきましたが、まだグルグル巻きで束縛されていました。同じように私たちも救われただけでは、束縛されたままなのです。たましいが偽りに縛られています。以前の考え方、感じ方をほとんどそのまま持っています。

私たちが真理を知っていくなら、真理は私たちを自由にするのです。そうしてラザロはキリストの証人として影響力を持つようになっていきました。私たちも同じように真理を知り、真理と一つにされていく中で証人として成長していくのです。罪に死に、真理に生きる私たちは、生ける手紙、生ける御言葉となって(不完全ではありますが、完全な生ける御言葉はイエス様です)、世に影響力を解き放つのです。

「大ぜいのユダヤ人の群れが、イエスがそこにおられることを聞いて、やって来た。それはただイエスのためだけではなく、イエスによって死人の中からよみがえったラザロを見るためでもあった。」(ヨハネ12:9)

■A:考えてみよう
御言葉を聞き、それに従う歩みをする。今まで従って来なかったこと、今現在従えない自分に気づかされるなら、悔い改め手放していく。そうして、よみがえった自分をもって人々に証できることを信じ、人々に挨拶し、語りかけ、親切にする。

まずは、そばにいる人々を愛する。チャンスがあればその人に祈り、御言葉を語る。その歩みの中で、自分の肉の性質で葛藤するならまた悔い改め、人々を愛する。

罪に死に、よみがえるたびに、証人としての油注ぎは増し加わっていくことを信じる。

■P:祈り
主よ。私に御言葉を与えてくださることを感謝します。その上によみがえりの力、デュナミスの力、聖霊の力を注ぎ、私をキリストの証人として用いてください。あなたにあって今日も新しく生まれ変わり、新しいいのちで生かしてください。人々がキリストを信じるために私を使ってください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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