■S:今日の聖書の言葉
ヨハネによる福音書2章9節
★宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、ー しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていたー 彼は、花婿を呼んで、
■O:今日のコラム
シャバットシャローム。主の安息がありますように。
「カナの婚礼」の箇所です。イエス様が最初の奇跡を起こした有名なストーリーです。このストーリーには大きく5つに分けて人物が登場します。
イエス様
世話役人
水くみ
イエスの母
客人
イエス様は最初の奇跡をご自分だけではなさりませんでした。水くみを通して、また水(聖霊様)を通して神様は最初の奇跡を行ったのです。
水くみというとリベカを思い出すでしょう。リベカがヤコブの遣わした者にした事は、普通に考えれば、簡単にできることではありません。井戸から水を何倍も何倍も汲み、全ての者が満たされるまで終わらせることはありませんでした。人間には損得感情がありますから…あれ、私だけでしょうか!? 人間とは、相手に何かしたら、見返りを求めてしまうものです。しかし、リベカはそのような事を一切言わずに、ただその方の必要が満たされるように仕えました。
イエス様がカナで行った場面もこれと似ていると思います。母マリアが水くみたちに告げました。
「あの方が言われることを、何でもしてあげてください。」(ヨハネ2:5)
水くみたちはその通りにしました。普通ならば疑問を持つでしょう。しかし、水くみはただ言われるままに水を水がめいっぱいにしたのです。
先程も書いたように。「水」とは聖霊様を表しています。日々聖霊様をどのように扱うか、とても大切なことです。自分の必要の時だけ、助けが必要な時だけ、何かの必要を満たすだけの道具にしてはいけないのです。
水くみたちは、水がめをいっぱいにしました。聖霊様が充分に働いてくださることを期待したのです。重要なことは、どなたが言われたか、ということをであり、自分好き勝手になんでもすればいいのではありません。イエス様ご自身が言われたことに、従順に、必要が満ちるまで、ひたすらに仕えるのです。
その時に、奇跡を見ることができるだけでなく、イエス様と聖霊様と共に働くことができる者になるのです。
■A:考えてみよう
イエス様が言われることに耳を傾けているでしょうか。今置かれている状況に不満ばかりではないでしょうか。口からどんな言葉がでているのでしょうか。
聖霊様に従順であるでしょうか。最後まで聖霊様に満ちてもらっているでしょうか。
「あなたの救いの喜びを、私に返し、喜んで仕える霊が、私をささえますように。」(詩篇51:12)
「神へのいけにえは、砕かれた霊。砕かれた、悔いた心。神よ。あなたは、それをさげすまれません。」(詩篇51:17)
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あはごん 】
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