■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙 第一 14章2節(エゼキエル書32章)
★ 異言を話す者は、人に話すのではなく、神に話すのです。というのは、だれも聞いていないのに、自分の霊で奥義を話すからです。
■O:今日のコラム
コリント人への手紙 第一 14章を読む時、私達は異言の祈りに対して否定的な思いを持つ事があり、「異言で祈る人々は教会の秩序を乱す。自分勝手な人々だ。」というような評価を受ける事があるものです。
しかし、それはコリントの教会の背景を理解しない為に起こる誤解の部分もあります。
コリントの教会は賜物が豊かに与えられた教会でした。その賜物を熱心に用いるあまり、日常会話や教会でのメッセージも全てが異言でされていたと言われています。
その為パウロは、「教会では(公のメッセージを語る時)人の理解出来る言葉を用いなさい。」とコリントの人々に注意を与えています。
しかし、そんなパウロも自分の祈りの生活においては「誰よりも多くの異言を話す事を神に感謝している。」と言っています。何事も、時と状況を見分ける力、成熟した人格を通して賜物を用いる事、そして聖霊様の導きに敏感になる事が重要です。
2節においては、異言の祈りの力強さが紹介されています。私達が異言で祈る時、誰も聞いていない(誰も理解できなくても)聖霊様の導きの中で主と直接に交わり、主の内にある深い心「奥義」を語っているのです。
コリント人への手紙 第一 2章においては、父なる神様の心は御霊以外だれも知らない。そして、その御霊の事を理解する為には、御霊の言葉を用いる。という事が記されています。つまり、私達が異言で祈る事は聖霊様との深い交わりであり、父の心を知る為の大切な道なのです。
御言葉の理解を一つ一つ得た上で、信仰を持って日々異言で祈る事をチャレンジしましょう。異言で祈り始める時、イエス様との豊かな愛の交わり、御言葉の新しい理解と啓示、自分の力を遥かに超えた主の御業を必ず体験する様になります。
■A:考えてみよう
毎日、異言を用いて聖霊様との親密な関係の中で多くの時間祈ろう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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