■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの手紙第一5章1～6節
★イエスがキリストであると信じる者はだれでも、神によって生まれたのです。生んでくださった方を愛する者はだれでも、その方によって生まれた者をも愛します。私たちが神を愛してその命令を守るなら、そのことによって、私たちが神の子どもたちを愛していることがわかります。神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。
なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。このイエス・キリストは、水と血とによって来られた方です。ただ水によってだけでなく、水と血とによって来られたのです。そして、あかしをする方は御霊です。御霊は真理だからです。
■O:今日のコラム
ここを見ると、私たちの勝利とは、神の命令を守り愛に生きることであるのが分かります。そしてこの勝利、神の命令を守ることは、新しく生まれなければできないことが分かります。
ニコデモの箇所でもイエス様は、人は新しく生まれなければ神の国を見ることはできません、と仰せになりました。そして私たちの霊は新しく生まれ変わりました。ハレルヤ！しかし、まだ私たちの体は生まれ変わっていません。これは後々生まれ変わります。私たちは霊、たましい、体で構成されていますが、たましいは生まれ変わったのでしょうか？変わっていないのでしょうか？
たましいは、知性や感情、意志でできています。しかし、皆さんも証言してくださると思いますが、一部は生まれ変わり新しくなり、神を愛する者として存在しています。しかし、古い考えや感情もまだまだ存在していて、神を愛そうと生きる私たちを悩ませ、苦しめます。ここに霊的な戦いがあるのです。
解決、勝利は生まれ変わることにあります。我慢も大切ですが我慢するだけでは、解決しません。負の感情を心の奥底に押し込めて蓋をしてもキャパを超えれば爆発し、破壊的な結果をもたらしてしまいます。そうではなくて、逆に神の光の前に差し出し、あるがままに告白し悔い改めて、その罪を十字架につけることによって新しい心に生まれ変わっていくのです。これは十字架の恵みなのです。
私たちの心が新しくされ、頑なで悪い心だったたましいが、新しく御言葉と一つになった、柔らかな心になるなら、神を愛することは重荷とはならないのです。
今日の聖句にも水と血によってとありますが、それは御言葉の水と、キリストの血によってもたらされる新しい創造のわざなのです。そしてそれだけでなく証をするためになくてはならないのは、聖霊様なのです。
御霊は私たちに新しい力をくださり、愛の情熱を燃え上がらせてくださるのです。御霊は私たちに事を行う力を与え、神の国を実際にあらわすことを可能にするのです。
世の中では、飴とムチという言葉があります。賞罰によって人を動かそうとすることです。しかし、私たちには違う道があります。御霊が与えてくださる感動、情熱に突き動かされて生きることです。愛によって働く信仰こそ大切なのです。恐れや、肉の欲に突き動かされる生き方をしてはなりません。
■A：考えてみよう
異言で祈る時間を聖別してもっておられるでしょうか？聖霊との親しい交わりの時間を大切にしましょう。
聖霊様は私たちに罪について自分の誤りを教えてくださるのです。悔い改めに御霊の恵みは欠かせないものです。そうして悔い改めの習慣を持ちましょう。そのようにして恐れることなく愛に生きるのです。
■P：祈り
主よ。祈りの油注ぎを、悔い改めの油注ぎをお与えください。そして昨日よりもっと神と人を愛することができるようにさせてください。あなたを証するために力を与えてください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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