■S:今日の聖書の言葉
ペテロの手紙第一4章2~3節
★こうしてあなたがたは、地上の残された時を、もはや人間の欲望のためではなく、神のみこころのために過ごすようになるのです。あなたがたは、異邦人たちがしたいと思っていることを行い、好色、情欲、酔酒、遊興、宴会騒ぎ、忌むべき偶像礼拝などにふけったものですが、それは過ぎ去った時で、もう十分です。
■O:今日のコラム
この箇所もそうですが第一ペテロ全体を読む中でも、私たちの生き方が変わらなければならないことが多く書き記されています。
主は必ず戻って来られます。盗人のように来られます。私は1週間の内に何度も何度も、この事を思い起こします。「今、主が戻って来られて、主の前に立つことが出来るのか?果たして私は何を天に持って行けるのか?」
「待ってーーー!!」と叫びたくなります。今も主が待ってくれていて、悔い改めの機会を与えて下さっていることに、ただただ感謝と主のあわれみを感じ涙が出ます。
「主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。」(第2ペテロ3:9)
この地上で残された時は、私たちの願いや肉の楽しみを追求する時ではありません。今日の箇所にある通り「神のみこころのために過ごすようになるのです。」救われたのなら生き方が変わる必要があります。なぜなら私たちの国籍は天にあり、私たちはこの地上では旅人であり寄留者だからです。
「愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。」(第1ペテロ2:11)
永遠を思う時、この地上での時間は本当に一瞬でしかないんだな。。と感じさせられます。その一瞬の時間に形造られた自分の内なる人を、永遠という考えもつかない時間に持って行くことになります。今、主が戻って来られて私の内なる人を持って永遠は。。。あまりにも情けないです。「主を知っている」と言うのに、私の内にイエス様の性質が形造られていないのなら、どれほど惨めな結果でしょうか。
「知っている。」と言いながら知らない者のように歩み、好き勝手に生きるのなら、肉の臭いをプンプン漂わせ、主に忌み嫌われる肉によって結んだあらゆる実を持って行くことになります。
「肉の行いは明白であって、次のようなものです。不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。」(ガラテヤ5:19~21)
私たちが肉に生きるのなら「神の国を相続することはありません。」と、はっきり書かれています。主の御座の前で隠せるものは何一つありません。誰の目にも明らかになります。
「各人の働きは明瞭になります。その日がそれを明らかにするのです。というのは、その日は火とともに現れ、この火がその力で各人の働きの真価をためすからです。」(第1コリント3:13)
だからこそ今、自分の肉の楽しみを手放し、私の内に御言葉を蓄え、主との時間を過ごすことを選びたい!と自分の肉と戦いながら、選んでいる最中です。また、時に試練や苦しみ葛藤が来る時、自分に死ぬ機会であり、御言葉を学ぶ機会だと覚えます。何よりも私は、悔い改めを心の底から恵みだと確信しています。
この地上でこのような歩みは評価されないでしょうが、この地上は一瞬です。天では永遠という時間、私の内に主の似姿が形造られたことを主は評価し、喜び報いて下さいます。また永遠の中で主が朽ちることのない相続を用意して下さいます。
自分が変わることを拒み、一瞬の肉の満足や楽しみによって永遠の後悔を刈り取るのか、それとも、悔い改め自分こそが変わるべきと、御霊によって歩み、永遠の喜びを刈り取るのかは、今の歩みによって決まります。
「キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、さまざまの情欲や欲望とともに、十字架につけてしまったのです。もし私たちが御霊によって生きるのなら、御霊に導かれて、進もうではありませんか。」(ガラテヤ5:24~25)
私は永遠という時間、愛する主から評価され愛する主に私の一つ一つの歩みを喜んでほしいと願います。
■A:考えてみよう
・この地上での時間は永遠に比べると一瞬であることを知っているだろうか?
・主が戻って来られる準備は、出来ているだろうか?
・自分の内なる人を天に持って行って、恥ずかしくないだろうか?
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 おりえ 】
オンライン献金はこちらから。
大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。